伊藤博文 ー勲功華族・伊藤公爵家ー | 近代名士家系大観

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ー明治大正昭和という時代に成立した特権的な階層=旧皇族、旧華族、旧財閥、中産階級(ブルジョワ)、あるいは地方においては幕藩体制下から続いている支配階層といったあらゆる勢力が、婚姻や養子縁組によって綯い交ぜになり形づくることになった途方もない門閥地図ー

伊藤博文 正二位大勲位公爵

天保12、山口、林十蔵

初代内閣総理大臣、貴族院議長、政友会総裁


母・琴子

文政2、山口、秋山長左衛門長女


妻・梅子

嘉永元年、山口、木田幾三郎


養子・博邦(後述)


養子・文吉

明治18、前記木田幾三郎長男

伊藤男爵家を創立


庶子男・真一

明治23

法学士

分家す


女・朝子

明治9

山口士族、全権公使・西源四郎に嫁せり


女・生子

明治元年

子爵末松謙澄に嫁す




伊藤博邦 従二位勲一等公爵

明治3、山口士族・井上五郎三郎四男、伊藤博文養子

学習院卒、独逸留学

主馬頭、式部長官

叔父に侯爵井上馨あり

参照・井上馨

http://ameblo.jp/derbaumkuchen/entry-12192303889.html


妻・たま

明治14、神奈川士族・高島嘉右衛門の長女、高島嘉兵衛の養姉


男・博精(後述)


二男・博春

明治34

法政大卒

男爵清水資治養子となる


三男・博通

明治35

慶大卒

日本麦酒勤務

同妻・美津

明治40、兵庫、滝川儀作の長女


長女・琴子

明治36


二女・愛子

明治39

聖心女子学院卒

東京、永富雄吉の長男、謙一に嫁す


五男・博忠

明治42


六男・博臣

明治45

日大卒

分家す


七男・博則

大正2

京大卒

日産自動車勤務

林家を継ぐ

婦・道子

大正10、伊藤文吉四女


八男・博経

大正6

東北大卒

分家す

婦・光江

大正12、井村菊次郎二女


九男・博孝

大正10

学習院卒

分家す

婦・昭子

昭和2、横山貞三四女


十男・博英

大正12

同校卒

分家す

婦・英子

昭和8、岡根正雄長女


女・十四子

大正7

塩原祥三に嫁す

参照・塩原祥三

http://ameblo.jp/derbaumkuchen/entry-12071899442.html



伊藤博精 従三位勲四等公爵

明治32、伊藤博邦長男

東京農大卒

貴族院議員

掌典、李王職嘱託


妻・

明治37、高橋是福二女

雙葉高女卒

参照・高橋是福

http://ameblo.jp/derbaumkuchen/entry-12025847394.html


男・博雅(後述)


女・邦子

大正15

女子学習院卒

西浦昌男に嫁す


二女・雪子

昭和3

同校卒

中山忠敬に嫁す

参照・中山忠敬

http://ameblo.jp/derbaumkuchen/entry-11812907711.html


三女・文子

昭和7

同校卒

千家達彦に嫁す

参照・千家達彦

http://ameblo.jp/derbaumkuchen/entry-11938905965.html


四女・典子

昭和9

同校卒

広瀬和栄に嫁す


五女・久子

昭和20

桑名松平家・松平定純に嫁す


伊東博雅

昭和4、伊東博精男

学習院卒

明治乳業社友


妻・祥子

昭和13、谷閑衛長女


養子・智明

昭和40、石井竹二三男


長女・博子

昭和38

前記伊東智明妻


二女・八重子

昭和40