清棲家教 ー旧皇族・清棲伯爵家ー | 近代名士家系大観

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ー明治大正昭和という時代に成立した特権的な階層=旧皇族、旧華族、旧財閥、中産階級(ブルジョワ)、あるいは地方においては幕藩体制下から続いている支配階層といったあらゆる勢力が、婚姻や養子縁組によって綯い交ぜになり形づくることになった途方もない門閥地図ー

清棲家教(きよす・いえのり) 正二位勲二等伯爵

文久2年、伏見宮邦家親王第十五王子として生まる。

幼名・六十宮と称す。

明治5年仏光寺派第25代管長・渋谷真達の養子となり得度して渋谷家教と改め仏光寺派管長に挙げられ大教正となる。

明治21年、伏見宮に復帰し同日臣籍に降下、華族に列し清棲の家名を賜ひ伯爵を授らる。

山梨、茨城、新潟、和歌山各県知事、宮中顧問官に歴任、貴族院議員に列す。

参照・伏見宮邦家親王

http://ameblo.jp/derbaumkuchen/entry-11814398910.html

参照・渋谷真達

http://ameblo.jp/derbaumkuchen/entry-12027285091.html


妻・満子

文久元年、子爵倉橋泰昌叔母


男・渋谷隆教

別掲

http://ameblo.jp/derbaumkuchen/entry-12027285091.html


養子・幸保(後述)


清棲幸保 正四位伯爵

明治34、伯爵真田幸民三男、清棲家教養子

東大動物学科卒

農林省嘱託、鳥類学者、宇都宮大学教授

参照・真田幸民

http://ameblo.jp/derbaumkuchen/entry-12046368804.html


妻・敦子

明治40、伏見宮博恭王第二王女

参照・伏見宮博恭王

http://ameblo.jp/derbaumkuchen/entry-11814398910.html


長男・家隆(後述)


長女・貞子

昭和2

旧千束藩主家・小笠原光泰に嫁す


二女・慶子

昭和5

成瀬照正に嫁す


二男・家治

昭和6


清棲家隆

昭和4、清棲幸保長男

清洲建設工業勤務


妻・淑子

昭和15、阪田信二女


男・家康

昭和35


男・家寿

昭和44


女・香代子

昭和46


女・佐智子

昭和48