小野寺です。

今のプロジェクトにPMとして異動後5か月

今いるプロジェクトは

「ゲームを良くするための改善提案の量」や「ゲームのやりこみ」などなど
本当に1人1人がプロダクトに向かっていて、
恥ずかしながら成果を出しに来たにも拘らず、勉強になることが非常に多いです。

そして今、この組織が向かっている「プロダクト」「ゲーム」という方向性に「事業」が加われば
より良い組織になると確信しているし、より良い成果が出ると自分は思っています。

今回は組織を「ゲーム事業」組織にするために

(最近出来てないけど)意識していること・していきたいことを
社会人になって初めてですが、備忘録的な意味も込めて

ブログに書き残しておきたいと思います。
 


①組織としての目的を明確にし、伝える

ここで言う目的とは事業としての目的
当たり前だけど、しっかりと事業目的を伝えることが一番重要だと思う。

ゲーム市場はレッドオーシャン化に伴い、
ゲーム運用や開発に際して大規模なチームで行うことが増えてきていて、
(自分が今いるプロジェクトは100人規模のものになってます)

人が増えればそれだけ各々の考えは異なるし、
それゆえ、事業ということも組織として忘れがちになる。

だからゲーム事業っていうのはすごく難しい。
ただのゲーム作りではなくゲーム事業。

事業である以上、
楽しさという一感覚や、収益を度外視したゲーム作りなら

個人でやればよいと自分は思っていて、
当たり前だけどそのゲームを成功させて、収益を得て、
その組織(や会社)を永続的に成長させることが求められていると思う。
(人によっては汚い話と思うかもしれないけど)

なので自分はそれを伝え続ける。

メンバーの日々の業務、例えば

・素晴らしいクリエイティブを作る
・分析をもとに施策を生み出し、KPIを向上させる
・実装のスケジュールを守る

これらはゴールだけれども、中間ゴールであり手段。
その中間ゴールが積み重なって、大きなゴールを形成しているということを
チーム全体が常に頭の片隅に理解し、意識していることが重要。

そうすれば仕様書のディレクター確認とかも
「通す」ことが目的ではなく、成功確度やクオリティを挙げる上げるための手段になると思う。


②組織目的に対しての自身のスタンスをぶらさない

①に書いた目的を伝え続ける。
ですが、正直意見が分かれると思います。
「事業であるということを意識させすぎると、チームがユーザーに目を向ける頻度が少なくなる」
とかとか・・・

でも、そのようなスタンスは事業成果が出ればどちらでもよくて、

どちらかと言えばぶれないことが重要。
ぶれたらチームとしてどこを向けばよいか分からなくなる。


③モチベーションの源泉を相互に理解する


組織の目的を伝えた上でも、

理解されないこともあるし、反発されることもあると思う。
 

でもそれは相手が何に楽しさを感じるのか?

なにを指針に行動しているのか?
 

それを理解した上であれば、一緒に最終目的に対しての

モチベーションの紐づけはできるはずだし、やっていきたい。
そして相手のモチベーションの源泉を理解するためには、

まず自分をさらけ出さないと始まらない。
 



つらつらと書きましたが、組織を「ゲーム事業」組織にするために
 

①当たり前だけど目的をしっかり伝える
②組織目的に対してのスタンスをぶらさない
③目的を理解・意識してもらうための対話



この3つを意識しつつ
組織をさらに成長させられればと思います!