さて、リクシャー(自動三輪車)は全然わからない薄暗いところに来てしまった。。。
なんか薄暗いところにリクシャーが大量に並んでいる。
そしてポリスとスプレーで書かれたバリゲートみたいなところに入ると止められた。。。
止めてきたジャガイモみたいな顔をしたやつが「どこ行こうとしてるんだ」と聞いてくる。
「メインバザールだよ」とリクシャーが答えると「メインバザールはもう閉まっていて入れない」「○△×*に行って今日の泊まる場所を決めてもらうのが良いぞ」と言ってくる
ケッ、芝居みたいな流れだな。
そして私は「俺はサンタナで予約してるんだ。まっすぐサンタナに行く」と伝える
ジャガイモ野郎は「ダメだ。○△×*に行け」と答える。
そのあと同じことを言いあうが平行線だ。
ここでジャガイモ野郎が手をふり上げ始める。「hit you?」と言ってくる。
なんだこいつ。
でも私は「まずサンタナに行け」ジャガイモ野郎は手を振り上げながら「まず○△×*に行け」
と言い合う、そして私の頬をぶつ。
この野郎!私は立ち上がった。
しかしここでよく考える。脳みそフル回転だ。
このジャガイモ野郎をぼこぼこにするのはわけないが、この薄暗いところでどれだけ仲間が出てくるかわからないし、場合によっては喧嘩後に普通に警察に拘束される可能性もある。
ここはとにかく手を出さないで主張し続けるしかない。(この間0.0001秒)
とにかくずっと主張しあってると「わかった。最初にサンタナに行くよ」とリクシャーの運転手。
「OK。レッツゴー」と答えでジャガイモ野郎から脱出。
そして私はもうだまされてると確信し、
「グーグルマップで見てるからな」「ここ右だろ」「お前は俺をだますつもりか」と散々わめく。
しかしやっぱりグーグルマップで見てると全然違うところに行く。
「まず○△×*に行くよ」と答えるリクシャー運転手
ついたのは「○○ツアリズム」というところ。ニコニコしたインド人が出迎える。
くそっ!これじゃち地球の歩き方に載っている先人たちの騙されパターンじゃないか!
「俺は歩いてサンタナに行くからな!」リクシャーを飛び出し歩き始める
リクシャー運転手がつかみかかろうとするが怒鳴って追い返す。
とりあえずグーグルマップを参考に歩く。
と、ここでさっきのリクシャーと、ツアリズムのインド人がリクシャーの後ろに乗って追いかけてくる。
色々言ってくるが無視だ。
ここで運転手が「わかった。運賃をよこせ」と言ってくる。「10ドルだぞ」なにいってるんだこいつ
「10ルピーだろ」と答えると「わかった。100ルピーよこせ」と言ってくる。どんだけがめついんだ。
もう完全に無視して歩くとツアリズムのインド人が「バカヤロー」と言いながらリクシャーは去っていった。
そこからグーグルマップだけを頼りに1時間ほど歩いた。
メインバザールに到着したが、サンタナが見つからない。しかしきたねー繁華街だな。
途中、でかい犬がうなってきたり、でかい牛が歩いていたりした。もうなんでもありだな。
そしてサンタナに到着!したが、入り口は金属の扉が閉まっている!
まいったまいった。電話をかけるがつながらない。どうしようどうしよう。
すると向かいの建物から「ノック!ノック!」と聞こえてくる。天の声だ。
そして扉を叩くと中から声が聞こえ、インド人が笑顔で中に入れてくれた。
そして「とりあえず今日は寝てよ」と言って部屋に入れてくれた。
部屋に一人日本人がいた。日本人だ!
やっと休めた。
外は土砂降りになり、、雷も鳴り始めた。現在午前1時。
とんでもない街にきたもんだ。その夜は結局寝れなかった