調停は、毎回同じ調停員さんと話を進めていく。

今回も、夫は来ていなかった。

 

婚姻費用分担調停の方を注力していくことになったので、別居前に撮影した、夫の銀行通帳の写真を、2回目の調停前に提出していた。

 

入金・出金履歴をもとに、夫が会社のお金と家庭のお金を分けていなかった実情や、

源泉徴収票の数字と生活実態が見合っていないことについて指摘した主張書面などの資料を、弁護士さんが作成し、

これも調停前に提出していた。

 

前回、夫側に、確定申告書や決算報告書などを出すように求めていたが、やはり、何も出してこなかった。

 

夫側の財産資料が出されないと話が進まないので、こちらが提出した資料以上の内容に発展できるわけがなく、

私側の聞き取りは、15分くらいで終わった。

その後、調停員さんが、夫側弁護士の話を聞きに行く。

 

長かった。

1時間くらい経ったころ、女性の調停員さんが戻ってきて、「財産資料を提出するように裁判官から説得してもらっている」と説明があった。

そこから、また20分くらい待たされた。

 

紛糾して時間がかかっていたのかと思いきや、裁判官の都合があり、待ちが発生したので、それも遅くなった原因という。

あとは、夫側弁護士が、ああだこうだ言って、抵抗したのだろう。

 

女性の調停員さんが、夫側弁護士のことを、「クセがある方だから」と言っていた。

やはり、予想通り、夫と夫側の弁護士は、クセのある人間同士、馬が合うのだということがわかった。

 

次回までに、生活実態がわかる資料を提出してくださいと言われた。

 

もう出せる写真はない。

別居前に、できるだけ財産に関する資料を集めるべきだった。

今後悔しても仕方がない。

何か手掛かりはないか、探すしかない。