ロシアのウクライナ侵攻について、各地でデモが起こっている。おそらく、核となる人々は説得力のある理屈を持っているのだろう。
「人殺しは悪いことだから」「戦争はいけないから」「人が傷ついているのを見たくないから」という理由での侵攻反対は、ただの我が儘でしかない。侵攻する側の理由を踏まえていないから。それでは侵攻は止まらない。
相手の話を聞かない者が話し合いでの解決を求めるのは極めて滑稽。相手からみれば、「お前は何言っても無視するから話にならん」となり、手を出すことになる。
百歩譲って、相手方から「放っておけば我々が滅びてしまうから、今の内に予防するのだ」と返されたとしたらどうだろう?
「でもまだ滅びてないじゃないか」とでも言うのだろうか? 勿論、滅びてからでは遅い。
話し合いで解決(交渉)するなら、痛みを引き受けなければならない。今回であればウクライナが。
そうでなければ、話し合いの背後に物理的打撃手段による脅迫がなければ成り立たない。
相手に利益を与えるか、損害を排除して『妥当な利益を得た』と認識させなければ話し合いが成立することはない。
何故か、そんな当たり前の事に目を向けない人が多い。このままでは、ウクライナは首都陥落直前になってから「国家存続のためにロシアの要求に応じる」と言うしかない。
ウクライナ国民はゼレンスキー政権に呆れ、何の手出しもしなかった欧米諸国に疑念を抱き、チョコレートを配る(…かどうかは分からないが、占領地域の治安維持の為にインフラ整備や民心の安定を図る)ロシアに好感を抱くようになるだろう。
いずれにしても、間も無く紛争は治まるだろう。そして、再び冷戦が始まる…かな。