選択肢 子供の頃、親は特段私に何かを強いることは無かったと思う。 自由だった。 それは、有難いことだと思っていたし、今もそう思う。 でも、それだけでいいのだろうか? 近所のグラウンドで野球少年たちが声を張り上げている。折角の日曜日に。 自分はどうだっただろう? 何をしていたかな、『折角の日曜日に』? 自由だった私は、実は選択肢を認識していなかった。だから、何も選択していなかった。それだけだった。