先日、なんとなくテレビを見ていたら、この言葉が目に飛び込んできました。
どんな人かしらと思ってみていたら、あまりパッとしない見てくれのおじさんが出てきました。
事務所の同僚たちは「少し偏屈」とか言ってるし~
どんな人かと思っていたら、この弁護士、凄い人なんです!
なんでも、有罪率99.9%といわれる日本の刑事裁判に果敢に立ち向かい、14件もの無罪判決を獲得してきたそうです。
今村氏のモットーは「証明の科学化」。彼のスタイルは徹底的に科学的事実を立証することなんです。
過去に取り組んだ放火事件や痴漢事件では、それこそ通常裁判の何倍もの労力をかけて科学的事実を立証し、矛盾や盲点、新事実の発見によって冤罪被害者を救ってきました。
有罪率99.9%って凄いですね!
立件されたら、ほぼ有罪なんて、ありえない!恐ろしい世界ですね。
万が一やってもいない犯罪で捕まってしまったら、ほぼ確実に犯人にされてしまって、人生は終わりですね。
今村核氏のような弁護士さんがいなかったら・・・
番組の中で今村氏は「冤罪弁護士」って言われることを嫌がっていました。
なぜかって冤罪事件は手間と時間ばかりかかってゼンゼンお金にならないそうです。
家族がいたら、養うことができないって言ってましたね、だから彼は独身です。
独身だけど、都心の立派なマンションに住んでました。
お父さんの遺産で買ったんだそうです。
裕福な家庭で育ったみたいですよ。
そういう人はお金に執着が少ないから、自分の理想を追い求める事ができるんだと思います。
世間知らずだった頃は、弁護士って、アラバマ物語に出てくるグレゴリー・ペックが演じたような弁護士のような人ばかりだと思ってました。
でも現実には、お金儲けのことしか考えていないような人ばかりなんですね。
お金持ちになって、良家のご令嬢と結婚して・・・出世街道まっしぐら。
これじゃあ手間も時間もかかる刑事事件を引き受けようなんて人はいないですよね。
そんなことを引き受けるのは奇人変人の類?
今村氏には、他人から理解され難い人に特有の孤独の影があるように思います。
本人も言っていたけれど、理解されずに苦しんだ過去があるようです。
そういう人だからこそ、やってもいない犯罪の容疑者に仕立て上げられた人の苦しみが分るんじゃないでしょうかねぇ。
だからその人の無実を証明することに一生懸命になる。
