夕べTVで、鳥取か島根で、ブラジル人の夫とともに地域のブラジル人たちの大きな助けになっている女性を取材した番組をやってました。


この女性、宮里さんという方ですが、もともとは沖縄の方です。


学校を卒業して本州で仕事を見つけ、働き始められたそうです。


ところが沖縄訛りが激しくて、同僚に仲間はずれになったそうです。


一人で辛い気持ちでいたところ、仲間に誘ってくれたのがブラジル人たちだったそうです。


それ以来、彼らととても親しくなり、独学でポルトガル語もマスターされ、そうこうしている内に、ブラジル人のご主人と知り合い、結婚されたそうです。


ご主人は中古車販売をされていたので、車に関連がある仕事を探されたようです。


そして一生懸命勉強して、始めた仕事がブラジル人に運転免許証を取るためのノウハウを教えることでした。


そしてどこで開業しようかと考えました。


ブラジル人がたくさん住んでいるけれど、免許証を持っている人が少ないところが、需要があるだろうと思ったんですね。


それが島根(鳥取?)だったのです。


そして今では、ご主人の中古車販売のガレージの二階に教室を構え、免許証を取りたいブラジル人の生徒たちに毎日、懇切丁寧に教えておられます。


ブラジルの人達にとって、免許証を取得するということは、大変なことなんですね。


彼らは片言はしゃべれても、堅苦しい日本語で書かれた教科書を勉強することは大変なことなんですよ。


それを宮里さんが、ポルトガル語で丁寧に説明してくれるんだから、こんなに有難い事は無いですよね。


彼女はただ教えるだけではなく、試験会場まで送り迎えをしたり、税金の相談に乗ってあげたりと、ほんとに地域のブラジル人にとっては神様みたいな人です!


彼女への感謝の気持ちを示すために彼らは宮里さんの誕生日パーティを開いてくれました。


そこで彼女はお礼の言葉を述べていました。


「私はブラジル人が大好きです。日本人より好きです。・・・」 この言葉が印象に残りましたね。


彼女は自分に優しくして、仲間に入れてくれたブラジル人に対して心底恩義を感じていたんですね。


宮里さんが感激したブラジルの人達の優しさは私も感じた事があります。


名古屋には大須という庶民的な町があるんですが、そこにたまに出掛けます。


ブラジル料理のレストランがあったりと、比較的ブラジル人の多いところのようです。


そこでふと通りかかった八百屋さんの店先でブラジル人と思われるおばさんがお店の人とおしゃべりをしていました。


少し太めの、派手な色彩の服を着て、なんだか楽しそうに話しているのです。

ふと聞き入ってしまいました。


何を話されていたのか忘れたのですが、なんだかホンワリと温かいものを感じました。


子供の頃、住んでいた南九州の人達の優しくて温かい話し方。

そういうものを思い出しましたね。