二年目の夏休み旅行では、壮大な計画が立てられました。
かの国からは、行こうと思えばスペインへも、アフリカ大陸にも行けちゃうんですが、父が一人で運転するということと、休みが取れてもせいぜい一週間か10日ぐらいなので、行く先も決まってきます。
で、ギリシャまで行くことになりました。
さすがにみんな興奮して、何日も前から大きな地図を広げて、行程を色々考えました。
最短ルートは海岸沿いを走るルートですが、まだ見てないフェニキアの遺跡や十字軍ゆかりの遺跡がたくさんあるので、そういう遺跡を見学しながらのルートとなりました。
そして、当日、例のコンテッサに荷物を積み込んで、いざ出発!となりました。
色んなところへ、立ち寄ったので、すべては覚えていないのですが、シリアでは大きな水車のあるハマス?その後、日本人の家族が居られたアレッポの町などに行きました。
アレッポは去年あたりニュースになってましたよね。あのご家族はどうされたんでしょうねぇ・・・
もう40年以上前の話ですが・・・
最初の晩だったか、2日目だったか忘れましたが、シリヤに近いトルコのアダナ?という町に泊まりました。
ホテルの部屋から見た町の様子がなんだか記憶に残っています。
灰色がかった白い四角い建物が隙間無く立ち並ぶ、よくあるイスラムの町です。
その町が夜の青い薄明かりの中で浮かび上がっている姿がなぜか印象的でした。
よく目を凝らすと、建物の最上階、屋上に寝床が作ってあって、人々が寝たり、何人かでおしゃべりしている姿が見えました。
そうか!日本と違って雨が降らないから、星空のもとで寝むほうが涼しくていいんだと気づきました。
なんだか羨ましくなりました。
翌日の行軍は大変でした。
トルコの砂漠のようなところをひたすら首都アンカラに向かって走るのです。
アンカラは、殆ど覚えていませんが、翌日だったかトロイに行きました。
あのギリシャ神話で有名なところです。
ただ残念なことに遺跡らしいものはほとんど残っていませんでした。
「ここがあのシュリーマンが神話を信じて、ひたすら遺跡を探したところか~」という感慨を持って、石ころだらけの丘を歩き回りましたっけ・・・
そして、次に行ったのがイスタンブール!
こんなに魅惑的な町は生まれて初めて見ましたね!
幸運なことにイスタンブールの日本の総領事は父と親しい方だったので、トルコの国宝のような古い領事館に泊めて頂きました。
イスタンブールは、中世のヨーロッパとアジアを結ぶ重要な拠点で、ヨーロッパとアジアの文化が出会う場所でもありました。
だから、建物から何から何までヨーロッパとアジアの両方の文化をミックスしたような、不思議で美しいものが多いところです。
世界中どこでも、例えばスペインのアンダルーシア地方のように、複数の文化がミックスしたようなところは不思議な魅力がありますよね。
今日はこの辺で!
