今、「旅好きパーちゃん」のブログを読んでいて思い出した事があるので書きます。

旅好きパーちゃんは、現在ブルキナファソに住んでおられるんですが、毎日のように楽しい、日本では決して味わえないような体験を写真付きで報告してくださってます。


それはクラゲの事。


アフリカにいた頃、休日にはよく海に釣りに行きました。


日差しがものすごく強いのに海の家みたいな屋根のあるところなんてないし、で、父以外はあまり好きではなかったのですが、父がどうしても釣りをやりたいということで付き合ってました。


アフリカというとたくさん魚が釣れるんじゃないかと思われるかもしれませんが、実は沿岸部では全く釣れません。少し沖合いに出れば大きな魚がいる海流が流れてるそうですが・・・


じりじり照りつける太陽の下、じっと魚を待ってるのは、辛かったです。


そうこうしている内に、なんだかきれいなピンク色の物がプカプカ浮かんで流れてきました。

弟が、「あれ、取って~」とか言ったのかもしれません。


父が海に飛び込んで、その物体に手を伸ばすや否や、小さな叫び声を上げて、岸に戻ってきました。

腕にはみみずばれの様に赤い筋が入っています。


「やられた~」そんなような事を叫んでいたように思います。


「くらげだ!」


そうこうしているうち、舌が回らなくなり、歩くのもやっとの状態になってしまいました。


幸いその時は、商社の方が一緒に来ておられて、その方の運転で何とか病院に行く事ができました。そしてまたまた幸いなことに、日曜日にもかかわらず、知り合いのお医者様がちょうど病院から出てこられるところだったのです。


もしその先生にそこで出会わなかったら、父はどうなっていたか分らなかったです。


どうも父に危害を与えたくらげは、大変な猛毒のくらげだったらしいです。蠍や毒蛇の毒と同レベルのものだった、と後から聞かされました。


その日は先生が付きっきりで診てくださり、父は命を取り留めました。


父は強運の持ち主のようです。


その後の人生でもすんでのところで難を逃れるということが度々ありました。


戦争中もかなり危ない目にあったそうです。


そして、70歳を過ぎてすい臓がんになったのですが、これもすい臓の入り口にできた癌だったので、直ぐに黄疸の症状が出てきて、診断、手術とスピーディーに治療する事ができ、完治しました。


これは稀なことらしいです。


今日は、毒くらげのお話でした。