「シャーリーエブド」の事件をきっかけにフランスだけでなく、ヨーロッパ諸国はイスラム過激派に対して、以前よりも警戒態勢を強化しています。


しょうがない事ですよね。


フランスや他の民主主義国家が理想とする事を受け容れる事ができず、暴力に訴える人達は排除せざるを得ない・・・民主主義の自由を守るためにはそうせざるを得ないですよね。



事件を起こした兄弟やその仲間、同じような境遇の人達は、フランスに対して憎しみを持っていましたが、私は、フランスが好きです。


人種差別的な偏見を持った人達に出会ったこともありましたし、意地悪されたこともありましたが、それでもやっぱり好きです。


学生にとって授業料が殆ど無料って言うのもありがたいですし、なんともいえない自由な空気がありましたね~


クラスというか、美大ですからクラスのことをアトリエって呼んでたんですけど、外国人が多かったですね。皆愉快で気さくな連中ばかりで、楽しかった。


どんな世界でもいるように、そういう外国人に対して批判的で、隅でこそこそ悪口言ってる人たちもいましたが、そういう人達が主流になることは決してなかったですね。


そこが日本と違うところですよ。


やはり社会の枠組みというか、基盤、大事なところは民主主義の考えによってしっかりと支えられています。


なんと言うか、見えない大きな手によって守られているように感じたものです。


だから、どんないじめにも耐える事ができた。


私のアトリエの先生は、スイス人の訳ありの人で、 スイスから逃げてきた人でした。

その先生に誰かが「フランスはどうですか?」というようなことを訊ねてましたが、それに対して、先生は、「フランスは少なくとも、生存可能だ!」(la France est au moins vivable) って言ってました。


スイスもやはり、一般社会的な道徳に外れた人に対しては厳しい社会なんでしょうね~


そういう風にフランスはどんな人でも受け容れる度量のある国です。少なくとも1980年代の始めごろまでは・・・


私はやはり民主主義を支持します。


日本やアラブの国も、その理念をしっかりと理解できる人が増えるといいなあと心から思います。