最近書く事がないので、以前書こうと思って、そのままにしていたことを書こうと思います。


何ヶ月か前だったと思うのですが、どこかのテレビ局でやってました。


夜頭が少しぼんやりしていて詳しい筋とかは覚えていないのですが、とても感動してしまいました。


吉永小百合が演じる主人公の元小学校教師は、教え子に対して深い愛情を注ぎます。特に虐められているような子供たちが活き活きできるようにするにはどうすればいいかと、日々、心を砕きます。


そんな中で催した野外バーベキューパーティ。事件が起きてしまいます。


子供が海に落ち、それを助けようとした彼女の夫が亡くなってしまうのです。


そのとき、なんと彼女は他の男性と逢引していたのです。


そのことを知られ、彼女は教師の職を辞さなくてはなりませんでした。


その後かなりの年月が経って、子供の一人がある事件の容疑者になり、成人したその教え子を探す過程で他の子供たちとも再会し、徐々に真相が解明されていきます。


彼女と逢引していた男性のことなども明かされます。


その男性は、元刑事で、目の前で人質が殺されてしまったことを自分の責任と感じとても苦しんでいました。


自殺をしようとして彼女に助けられた経緯があります。


彼女はそのような激しい苦しみを持った人間を放って置けない人なのです。


虐められている子供を助けずにいられないように・・・


その行為が人から見たらどう見えるかなど関係ないのです。


彼女が考えることはただ一つ。どうしたらその人を助けられるか?

どうしたら生きる希望を取り戻してもらえるか?なのです。


全く何も分っていない人から見たら、「なんてふしだらな女だろう。教師失格だ!」で終わりです。


でも夫には分っていた。だから、彼女の逢引相手が島を去ることを知って、そのことを彼女に教えたのです。


夫も自分が脳腫瘍で死期が迫っているのを知っていたから、子供を助けるため、海に身を投げました。


夫婦とも、自分の身の安全や世間体を考えるよりも先に人を助けるために動いた人たちなんですよね。


こうやって書いてるとなんか「愛に生きなくてはいけませんよ!」なんていってる道徳的な映画かって思われるかもしれませんね。


決してそんなことはないんです。


映像が自然でまるでドキュメンタリーのようで、淡々と人々を映し出してるんですね。どんな風にも見る事ができる。


ただ私はぼんやり映画を見ていて、なんかとても懐かしい、忘れていた日本人の優しさを感じたんですよ。


とてつもなく優しい純な人の心。

ただただ優しくて、優しさのあまり、不道徳と見えることを仕出かしてしまう、そんな人たちのお話なんですね。


今の時代、そんな生き方をしている人は殆ど皆無でしょうね。

なんせ世間体第一の人ばかりですから・・・


その代わり論理的思考は大流行です。


私が夫に何か話そうとすると、論理的思考に欠けてますので、しどろもどろになる、すると「ちゃんと分るようにまとめて話せ!」とやられます。


面倒くさいので、徐々に夫婦の会話は少なくなりますねぇ。