昨日から、「袴田事件」の再審開始が決定され、死刑囚であった袴田さんが釈放されることになり、今日晴れて無罪放免となった。


大変嬉しいことだ。


48年もの間拘留された本人、そして支え続けてこられたお姉さんはどんなにか嬉しいことだろう。

想像もつかない。


冤罪などあってはならないことだ。

これから、袴田さんはお姉さんの傍で早く健康を取り戻し、少しでも豊かな時を送って欲しいものだ。


まだ何人か、冤罪と思われる方々がおられるようだ。中でも気になっているのが、「名張ぶどう酒事件」の奥西さんのことだ。


詳しいことは、こちらで、名張毒ぶどう酒事件


このサイトで述べられていることを信じるかぎり、明らかに奥西さんは無実だと思われる。


彼もまた、長年の拘留による疲れと絶望感から、心神耗弱の状態に陥っておられる。


早く救い出さなければ、このまま、釈放されないまま亡くなってしまう恐れがある。


それではあまりに酷い。


この事件は時々ニュースになっているので、知っている方は多いと思う。


この事件がことさら気になっているのには理由がある。

まずこの奥西さんという人は、画家であったらしい。


そして、事件当時はかなり自由奔放な方のようだったらしい。


1961年当時の三重県の小さな村でのことだ。


想像してみて下さい。


端正な顔立ちの自由業の男性。

当時の村の女性達はそれだけで惹かれてしまいそうである。


きっと田舎の村の人々にとっては、とても理解しがたい存在だったのではないか。


きっといつも噂の的になっていただろう。


彼の周りには、いつも嫉妬と羨望が渦巻いていたのではないかと思うのは想像のし過ぎだろうか?


当時の警察は、愛人関係の清算のため、妻と愛人を殺したとしているらしいが、かなり根拠に乏しい。


というのも、この3人はいつも仲良く散歩していたという証言があるからだ。


それに、自由を愛する芸術家がそんな訳の分らない毒殺事件を起こすなど到底信じがたい。


そこには嫉妬と羨望、そして村をそんな混乱に巻き込んでしまった人間に対する怒りがあったのではないか・・・


アメリカの刑事ドラマに常日頃を見慣れていると、ついこんな想像を膨らましてしまう。