今日は、前回と違ってかなり気分いいですねぇ~
前回は少し悪口みたいなこと書いてしまって、申し訳なかったです。
今日の女性ディレクターはベテランなのか、ものすごく手際よかったですね。
ボランティアでないスタッフの人たちもとても感じよかったです。
より良いものにしようというポジティブな気概があり、合理的で仕事がしやすい環境でした。
ひとえにリーダーの力かな?
運が良いことに最初に任された芸術作品の案内は、ある若き女流作家の作品でした。
なぜ運が良いかというと、この人の作品の名前が「シュバルの理想宮」というもので、若い頃、美術史でよく勉強していたものと同じ名前だったからです。
「シュバル」というのは、フランスの田舎(どこか忘れましたが)の郵便配達人でした。
ずいぶん昔の話ですが、彼はある時道端で不思議な石を見つけます。
そして毎日郵便配達の帰りに家に石を持ち帰るようになりました。
そして、その石を使って家を建て始めました。
彼は別に建築を勉強したわけでもないし、芸術に詳しいわけでもありません。
ただ、自分の頭の中で思い描く夢の家を建てたいと思ったのです。
彼は毎日こつこつと石を積み上げ、夢の家を作り上げていきます。
彼には、彫刻家や建築家のような洗練された芸術の知識は全くありませんから、自分の思うままに、何物にも囚われず、自由に作り上げていったのです。
最終的に出来上がったものは摩訶不思議な石の家でした。
いわゆる「アール・ブリュット」。 ドゥーアニエ・ルソーのように美術教育を受けていない人たちの作品のことをそう呼んでいたように思います。
今でもそういう人たちや障害者達の作品を特別枠で紹介している活動があります。
教育を受けた人たちにはできない一種独特な表現があって、面白いなあと思うことが多いです。
現代作家もそういう作品からヒントを得ることが多いのではないかと思います。
今日の水野里奈さんも、郵便配達人のシュバルから発想を得たんだと思います。
彼女の理想の空間を彼女の好きなもので積み上げたという感じがします。
若い女性が好むカラフルでかわいいものがそこかしこに飾り付けられていて楽しい世界でした。
名古屋の長者町エリアは、問屋さん(一般にも売ってくれます)、居酒屋さんや、カフェがたくさんある庶民的で居心地のいい所に思えました。
