セラピストのすどうゆうじさんのブログに代々祖父母、親の代から受け継がれている、男尊女卑の負の遺産のようなものがあると書いておられました。


私も少し前のブログでそのことを書いていました。私の場合は、母の不満の吐け口として男の兄弟ではなく、女である私が選ばれたことを書きました。


あの頃の母はものすごい不満ではちきれそうになっていたのだと思います。どうしようもない怒り。

女として生まれたことへのどうしようもない怒り。したいことはたくさんあったのに、戦争のおかげでまともな教育を受ける事ができなかった。


そして不本意な結婚。親に歯向かうことは許されなかった。

どんなに悔しかっただろう。


夫に対する怒り。そういう状況に自分を追い込んだ親、親戚、社会・・・。全てのものに対して言いようのない怒り、そしてどうすることもできない無力感を感じていたのだと思います。



私は反抗的な子供でした。母に歯向かってますます母を怒らせてしまった。


でも母が大好きだったから、母に反抗することで自分自身が傷ついていた。


父と母が争っている姿を目撃し、心が深く傷つけられた。


その頃、怖い夢をみて、目を覚ますことが多かった。


父と母が石のように硬直していって、私はその傍で泣き叫んでいる。


何か足元がぐらぐらと揺らいでくるような感覚がしました。


私のせいでそんな風になってしまったのではないかという罪悪感があったのかもしれません。


母はもう亡くなったのですが、亡くなる少し前から、私に対してとても優しくなりました。


過去を振り返って、私に対して悪いことをしたなという想いがあったのかもしれません。


ところが私にはまだ母に対するわだかまりが残っていて、十分に彼女の想いに応えてあげれませんでした。そのことが心残りです。