最近のフランスのニュースで、国会での激しい議論の末、「全ての人のための結婚」即ち同性間の結婚を認める,という法律が制定された事が伝えられた。今週中にも同性間の最初の結婚式が執り行われるだろうとの予測も付け加えられていた。

 

 フランスは同性愛の人達が多いとは思っていたけど、ついにここまで来たかと、感慨深いものがある。

個人の自由を第一の課題にして、徹底的に討論するお国柄はやはりすごいなあ、と思う。


 日本にいると、やはり個人は蔑ろにされてるなあと感じる事が多い。


 日本は、引きこもりの多い国である。よその国の統計とかは知らないけれど、たぶん多いんだと思う。彼らは社会の片隅でひっそりと暮らしているから、近所の人もよくは知らないと思う。


 中々表面に出てこないけれど、時たま事件を起こすことで、問題が表面化する。最近起きた事件についても、もう直ぐテレビで色んな評論家が集められて、討論会が行われるだろう。


 なぜあの若者があのような犯罪を犯したかもしれないのか?(まだ容疑者だから)

なぜ彼は引きこもりになってしまったのか?


 私も猫好きの少しひきこもり気味主婦だから他人事とは思えない。

ニュースでは、自己顕示欲の表れか・・・とお決まりのこと言ってる。


たぶんそうだろう。でも引きこもりの人の立場にもう少しみんな立ってみた方が良いと思う。


引きこもっている人間は寂しいのだ。認められたい=愛されたい、のだ。


自分が、親からも認められず、社会からも受け入れてもらえないとき、人はどんな気持ちになるだろう。


どうしようもない無力感に襲われるだろう。そんな状態が続いた果てには・・・


 彼らは集団主義社会からはみ出してしまった人達だ。

だって、集団・・・の中でうまく立ち回るには、「空気を読む」能力が不可欠だからだ。


その能力が未発達な人間は虐められるか、片隅に追いやられる。

彼らにとっては辛い社会だ。自分が生きていていいのだろうか?そう自問するようなことにもなる。


そんな人々もうまく社会に役立つ事ができるような社会、生きる希望を持てる社会が作れたら良いのになあと願うばかりだ。