『他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる』
カナダの精神分析医エリック・バーンの言葉です。
よくよく聞く名言ですよね。でも、難しいですね。
自分が培ってきた思考の癖のようなものは、
過去からの連続性のある思考の結果だったりする訳じゃないですか。
例えば。
何か出来事が起きた時に『あぁ!!なんてダメな子』って思ったとしますね。
そうすると、その後似たような出来事が起こる度に
『あの時ダメだったから、今回もきっとダメだろう・・・』
『ほら、やっぱり!!ダメな子は、ダメな子!!』
(凄い抽象的)みたいな。
そうやって非論理的な思考が積み重なっていくということですよね。
それを断ち切れってんですから、自分を変えるってのも容易じゃない。
で、思うに。
果たして、過去は変えられないのか。
はい。過去そのものは変えられないです。
ただし、過去を遡ってその頃に味わった感情を冷静に眺めて適正な処置を
施すことは可能だと思うのですよ。
この冷静に適正な処置を施すというのが大事なんだけど。
よくあるでしょ?
『あぁ、あの時ああしておけば良かった』とか
『あの時、どうこうしてたら、こんなにはなって無かった』みたいな。(再び抽象的)
これは、無茶な話なんですよね。
現在の私たちが出来るのは、行動したことに(もしくはしなかったこと)や
言動(言った・言わない)に対して後悔をするのでも
過去の出来事について、ポジティブな『もしも・・・』を想像するでもなく
単に、原因と結果を受け止めて学習すれば良いって話ですよね。
過去の自分を救い出しに行くことなんて出来ない訳ですから。
そんなことにならぬよう、今後用心すればいい事です。
不覚にも、腰痛を起こして色々な事を考えてしまった訳です。
やっぱり、健全な精神は健全な肉体に宿るってことっすかね。
そう、だから簡単に物を拾うのも横着しないで、しっかり膝を曲げて
丁寧に取りに行きゃ、良いって話で。
そうすると、エレガントな動きにもなって良いかもぉ。
ってな事で、だいぶ良くなって水中ウォーキングから開始してみました。
泳ぎたくなるけど、ここはグッと我慢で少しづつ回復するよう努めております。