物心ついた頃

女の子だったら

恋愛映画とか恋愛ドラマとか

よく見ると思う。

 

私も「花より男子」とか

「イケメンですね」とか

記憶に残ってる。

 

でも思春期を迎える頃からだったか、

恋愛物語に嫌悪感を持つようになった。

 

理由は大きく2つある気がする。

 

一つ目は

母が年頃の女の子が見るような恋愛ものが好きじゃなかったこと。

 

私は何かと母に影響されやすくって

母が否定しているものは自分が肯定的に見ることに嫌悪感のような罪悪感のようなものを感じてしまっていた。

 

二つ目は

日現実的な展開と恥ずかしすぎるヒロインについていけなくて冷めてしまうこと。

 

こんなバカみたいなものに時間をかける意味ないなと思ってしまっていた。

 

そんなんだから年頃なのに

俳優やアイドルに夢中になることもなく

どこか冷めたような女の子になって

アイドルや俳優にキャーキャー言ってる周りと馴染めなくて

浮いた学生時代を過ごしてきた原因の一つくらいにはなってる気がする。

 

でも最近思った。

 

恋愛ドラマや映画ってもちろん変だし現実離れしてたり

みているこっちが恥ずかしくなるような展開があるけど

でもそれはそれって割り切って楽しめばいいんじゃないかって。

 

現実みたいな恋愛ドラマを作ったって意味がない。

だったら一つのアトラクションみたいに

ただ純粋に物語を受け入れてその世界観を楽しむ方が

楽しいんじゃないかって。

 

やっと気づいて

恋愛物語への受け入れ態勢が少しできた気がする。

 

ずっと心のどこかではそういうものに興味があって

でも母が否定しているから

そんな自分も一緒に否定してた気がする。

 

でももうこれからは自分の趣味嗜好に素直になるって決めたから、

気が向いた時はそういうものを楽しんでもいいのかなって思えだ。

 

恋愛映画一つで何重く語ってんだって

笑われるかもしれないけど

それが私にとっての現実だったから

まあこれはこれでいいかなって思って、

適当に自分勝手に生きていきたいなと思います。