私はこのパターンに大ハマりだとおもう。

 

「明るくていつも笑顔で場の空気を盛り上げる人」

 

調子がいい時の私はそんな感じだ。

 

元々は明るい人間ではなかった。

 

高校の頃は暗くて人見知りで友達はいなかった。

 

そんな自分を変えたかったから明るい人間になった。

 

それに、本当は闇が深くたって

それを表に出したところでいいことはない。

 

相手を困らせるし、

自分もかわいそうな子という

レッテルを貼られるのは好きじゃない。

 

それに、

明るい子の方が一緒にいて楽しいし

気楽だと思った。

 

だから私は常に笑顔で

明るくコミュニケーションをとり

バカなふりをする。

 

本当は辛くても

絶対に人前では泣かないし、

何か家庭のこととか話すにしても

いつも自虐っぽいノリになる。

 

とにかく暗く重い空気にしたくない。

 

そうなると病んだ自分が出てきてしまうのが怖い。

 

この笑顔を崩してしまったら

もう一生笑えなくなってしまいそうで、

 

自分が何を思って何を考える隙もなく

ただ明るく反応を返す。

 

なんだかそれが間違ってる気はしても

他の何が正しいのかわからない。

 

強がって

大丈夫って言って

本当は大丈夫じゃなくたって

 

それを言ったところで問題は解決しないし、

ただ困らせるだけだってわかってるから

 

笑顔で居続けるしかない。

 

やめようと思っても

怖くてできない。

 

こんなことを思うから、

闇のある人は明るく振る舞うのではないだろうか。

 

一概には言えないけど、

明るく演じるのは案外簡単なのかもしれない。

 

誰にも自分をさらけ出さないって言うのは

私の最大の防御策だったのかもしれない。