青ざめた光の下で

 意味もなく駆け回り

 踊り 身を捩るのは

 軽はずみで喧しい人生だ

 故に 地平線には

 欲深い夜が立ち上り

 飢えさえをも癒し 全てを

 恥さえをも消し去るや否や

 詩人は一人呟く

「やっとだ
 私の精神は 私の脊椎と同じ様に
 激しく休息を願っている
 心は陰鬱な想像に溢れたまま
 私は背を下にして横たわろう
 そしてお前の帳の中に包まるのだ
 暗闇よ お前は私の心の安らぎだ」


                        <一日の終わり>

沙耶の世界   -saya’s world-