生まれた時から

 ずっと目が見えないから

 花が咲いてる所で 地面に座っても

 全てが暗闇

 ぴいぴいと 雲雀が鳴く声が聞こえる

 それは僕のために泣いているようだ

 僕のために雲雀は喜んでいる

 いつか僕の目が見えるようになったら

 綺麗な花々や 木陰の鳥たちが

 見られるようになる

 悲しい事が多いけど 夢は見られる

 希望の鐘が鳴り響く場所に

 いつしか行けると信じて


                            <夢の国へ>

沙耶の世界   -saya’s world-