かかる重荷を持ち上げるには シジフォスよ お前の忍耐がいる
  

 どんなに頑張ったところで 道は長く 人生は短い

  

 名高い墓地から遥か離れ 俺はさびしい墓場に向かった
  

 くぐもるような太鼓の音が 葬送の曲を奏でるのだ

  

 そこには多くの宝石が埋まる
  

 暗黒と忘却に包まれて つるはしもドリルも届きはしない

  

 多くの花が悔恨のうちに 秘めやかな香を立てる
  

 深い孤独に包まれながら