夜明けの空襲の犠牲者の中に百歳の老人がいた


 朝が戦争の上に目を覚ましかけていた時


 彼は服を着て通りに出て行き そして死んだ

 

 髪は大きく乱れてあくびをし 爆風がそれを吹き散らした

 

 彼は 自分が愛していた場所で 吹っ飛んだ舗道の石と

 

 殺戮された路面の葬送の砂粒の上に倒れたのだ

 

 仰向けになっている彼の街路に告げよ 彼は太陽を押しとどめ

 

 錠前からすべての鍵が飛び出した時
 

 彼の目の噴火口は春の若芽と火を大きくし そして鳴り響いたと


 彼の白髪の心臓の鎖を求めて墓場を掘るな

 

 傷に引かれた天国の救急車が集まって

  

 鳥かごの上で鋤が鳴るのを待っている

 

 彼の骨は そんなありきたりの車からは離しておけ

 

 朝は 彼の齢の数の翼を羽ばたいて飛んで行き

 
 そして百羽のこうのとりが 太陽の右手にとまっている