僕のパパは 毎日 アルコールを飲んでいた
僕の家は 裕福な家庭じゃない
アルコールが切れると パパは狂ったように
暴れまわっていた ママは耐えかねて
家を出て行ってしまった 残された僕にパパは
酒屋で 酒を盗んで来いと言った
僕はパパが怖くて どうしたらよいのか
わからなかった 仕方なく街に出た
酒屋の前に辿り着いた しばらくうろうろしていた
不信がった 店主が 僕を睨んだ
恐くて お酒を盗む事が出来ず
必至に逃げた
僕は もうパパの所に戻るのは嫌だった
闇の街を ひたすら歩き続けた
どこまで 来たんだろう
歩き疲れて 路上に座り込む
これから何処へいこう 心細かった
僕は腰をあげ また闇夜を彷徨った
でも もう 歩き疲れてしまった
気付いたら夜は明け 自分がどこまで来たかもわからず
立ちつくしていたら 犬と馬が僕の傍に近づいてきた
彼らは何も言わず 僕に寄り添ってくれた
僕の行方を探す人もいない ただただ涙が止まらなかった
<孤独な少年>
