イチイの木の暗い枝陰に 一列に並んでとまった梟
  

異郷の神のような彼らは 赤い目を光らせ瞑想に耽る

  

身動きもせずじっとしながら 憂鬱な時間が来るのを待つ
  

沈み行く太陽を押しのけて 暗闇が広がる時間だ


その姿は賢者たちに 世に恐るべきは運動と 騒擾であることを教える


人間は移ろう影に夢中になり 変化を欲したがゆえに


罰を背負って生きねばならぬ



「 文中のフクロウは 瞑想好きな詩人を象徴している 

  詩人すなわち賢者にとっては 暗闇の中で じっと瞑想している姿が相応しい

  眼前の快楽に夢中になったり 気晴らしを求めてあちこちさまようのは

  人間の業とはいえ それは自らを破滅させる原因ともなるのだ 

  だから私は 静かな瞑想に悦楽を求めているのである 」


                                       <哲学的なフクロウたち>