昨日、電車が怖く感じるっていうことに触れたので少し。


ドラマ 獣になれない私たち の中で、主人公の深海晶が帰宅時にホームに入ってくる電車にフラフラと近寄り、直前で我に返るあのシーン、人ごとではありませんでした。


初めてうつを発症する(診断される)前、1度同じようなことが私にもありました。

帰宅時、ホームで電車が入ってくるのを待っているときふとこう思ったのです。


「この電車に飛び込めば楽になるんだろうな」


少し前からその前兆はあり、人身事故で電車のダイヤが乱れるたびに、ダイヤ乱れにイラっとするのではなく、きっと飛び込んだ人は楽になりたかったんだろうと、電車を利用する側の人間ではなく、電車に飛び込んだ側の人間の感情になっていたのです。


その日、気がつくと電車を数本乗りそびれていました。


ホームに入ってくる電車を見てはそのようなことを考えては、足がその場から動かない。

飛び込んでしまいたい。

でもできない。

この繰り返し。


そんな時、電車がホームに入ってくる前に鳴らした警笛でハッと我に返ったのを覚えています。


我に返った瞬間、その場に座り込まざるを得ないほどの恐怖感に襲われました。


いったい今自分は何を考えていたんだろうか。

と同時に脳裏には息子と旦那様の顔、両親の顔、妹の顔が代わる代わる思い出されて、涙をこらえることができなくなっていました。


それ以降、ホームに入ってくる電車が怖くて怖くてたまらなくなりました。


しばらくの間、電車に乗り込む直前まで、ベンチに座っているか、壁や柱を触っていないとだめでした。

完全に電車が停止するまで電車に近づくことが怖いのです。


「楽になりたい(死んでしまいたい)」という気持ちが薄れるにつれ、電車も怖くなくなりました。

なかなか寝付けない。

そんなことがあってもまあいいか。

ぼーっと天井を眺めながらも、気がつくと寝付けているんだから良しとしよう。