「がぜ」=「ウニ」です。ムラサキウニはこちらでは「オニガゼ」
って呼ばれてます。

「がぜ」という言葉は、奈良時代から使われているウニの古語
らしいです。ワタシはてっきり、ただの方言だと思ってました。

昨日が生ウニだったので、今日はウニを加工した「がぜみそ」を
紹介します。

鍋にウニと水を入れ、火に掛けます。
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だんだんアクが出てきました。
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吹きこぼれない程度にアクをとり、しばらく煮ます。
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と、ここまで三回、水を替えて全てのウニに火を通しました。

色々用事があり、その後の加工が出来ず、釣り用のバッカンに
入れて冷蔵庫で保存してました。
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さあ、いよいよガゼ味噌作りを開始します。
流しの上に新聞紙を敷き、ウニの口を上にして並べます。
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生ウニの時と同じように、グサッと刺してはパカッ!
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ひたすら割り続けます。
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とにかく割り続けます。
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今度は、中身を全部取り出し、すり鉢に入れます。
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割っては取り出し、割っては取り出し…。
延々とその作業の繰り返しです。

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やっと終わった~!割った殻が60×35cmの発泡スチロール
に一杯です。いったい何個あるんだろう?

作業を始めて2時間以上経っちゃいました。

で、取り出した中身がコレ↓見かけは非常に悪いです。
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8号(24cm)のすり鉢です。

さあ、これからがガゼ味噌作りの本番です。

とにかく滑らかになるまですりこ木で擂っていきます。

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ある程度すれたら、砂糖と味噌を投入。
うちは余り味噌を入れません。ウニの味で勝負です。

とにかく擂ります。ひたすら擂ります。
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大分滑らかになってきました。

ひたすらスリスリ。反対方向にすりすり…。
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途中、休憩をはさみながらひたすらスリスリl…。

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やった~!ついに完成!!とっても滑らかになりました!!!
開始から既に4時間半!すり鉢を2時間半もスリスリしてました。

お皿に取って早速味見~。

「ウ、ウマイ~~!」

もちろん生ウニも最高ですが、がぜみそも独特の風味があり
甲乙付けがたいんですよね-。
何とも表現し難い、他では味わえない味です。

今回、ブログで紹介するに当たり、ガゼ味噌について色々
調べてみました。
商品として出荷されてるのは、長崎県の壱岐がメインの
ようですね。

そこのサイトを見てたら、
『がぜ棘の小片がガリガリと歯に当たったりします。
いかにも素朴な海の匂いのする味噌です。』

とか、

『作る過程で時々混じる殻の棘ごと擂りつぶしてあるから、
少しザラっとした食感があり食欲をそそります。』

って書いてあるんですよ~。

毎年うちで作るヤツを楽しみにしてる方がいらっしゃるんですが、
そのうちの一人、妻の同僚の方は「少しザラっとする位が最高!」
って言われてました。そんなもんなのか、と思ってましたが、
本場のガゼ味噌商品がガリガリ、ザラザラなんですね-。

でもワタシは余りザラっとするのは好きではないので、
念入りに擂ります。

数年前、一度だけ裏漉しした事がありました。
ザラザラ感が無かったらとっても美味しいのでは?と考えた
からなんですが、妻は猛反対しました。

しかし、ワタシは反対を押し切り裏漉しを強行しました。
丁寧に裏漉ししていくと、最高に滑らかなガゼ味噌の完成です。

早速味見~。  …え?、 …何か~。 …違う………。

風味が違うんですよ~。裏漉しでザラっと成分を除外したら
旨味成分まで落っことしたように感じました。
それ以来、裏漉しはしてません。ひたすら擂ってます。

やはり、妻の同僚や壱岐の方が言うように、少しザラッとするとこが
ガゼ味噌の良さなのかもしれませんね。

と言いつつ、ワタシは滑らかなガゼ味噌にこだわってますが…。
時間をかけて… (^_^;)