卒業します!!
誰かの錆びたあのイノセンス
てけてけてんてんてん
全ての照明を落とし
ボリュームを上げた
GLAYのグロリアスと共に
ステージに登った
広がる景色は
長年見続けた夢と
そのものだった
伝えきれない感情も
たくさんあった
五年前にある先生が
こう話してくれた
いつまでも仲のいい
君たちでいてください
俺の受け持った初めての
共学のクラスだから
もしみんなで集まるようなら
全員に声をかけて下さい
素晴らしい思い出を
ありがとう
あの日心なかでした約束
それは完璧ではないけど
確かに形を成していた
至らない事多々あった
悔やむべき問題
リベンジのチャンスが
もしあるなら
五年後に果たすべき
史上命題かもしれない
翌日の気だるさが
昨夜の楽しさを
物語っていた
もう戻れないと知りながら
思い出すのは
たくさんの笑顔だった
眩しくて
優しくて
切なくて
温かい
恋しくて
愛しくて
でもそれだけじゃない
苦しかった
悔しかった
悲しかった
若すぎた
その心励まして
支えてくれたのは
貴方だから
みんながまた笑って
日常から離れた
夢みたいな時間を
共にできたら
きっとそれを
幸せって呼べる
どこのどんな同窓会より
俺たちが一番
最強だったと思う
それぞれの暮らしの中で
忘れてはならない
大切な何が
確かに今
そしてこれからに
優しく支えてくれる
そう信じて
ここにありがとうを添えて
第一回同窓会の
幕を下ろした
この支配からの卒業
行儀よく真面目なんて
できやしなかった
夜の校舎窓ガラス
壊して回った
うんざりしながら
それでも過ごした
1つだけわかってた事
この支配からの卒業
闘いからの卒業
尾崎豊
それは突然だった
去年の12月
『辞令
桑田嵩帆
AS1係よりAS4係へ移動』
タカオに入って配属された
俺の班は厳しいながらも
凄く居心地がよかった
いつか船の遊具を任せられる
頼れる親分になりたい
ってゆう目標もあった
でもあの日新入生が
揃って配属された班は
物づくりはほとんどせす
ひたすら材料を
切り続ける仕事だった
更には前いた班の親分とは
全然違うような
大嫌いな係長と仕事を
するハメになってしまった
それ以来負けそうな心や
終わらない仕事と闘いながら
やりたくもないのに
係長の上手い事言ってみたり
やらなきゃいけないのは
よくわかってた
でもいつまでも自分に
嘘をついていけばいいのか
本当に大切なモノって
いったい何なのか
挙句の果てには
新入生が慣れてきたら
元班に戻るって話だったのに
噂だけが流れては消え
流れては消える日々
下手したら
このままかもしれない
そんな想いもあった
ただ応援してくれる
たくさんの人たちや
譲れない夢が
心と体を支えてくれた
そしてようやく
昨日移動の辞令が
発表された
『AS3係』
半端じゃないくらいに
うれしかった
1日中笑いが止まらなかった
GLAYのHAPPY SWINGを
大声でアホみたいに
歌いながら家路についた
ここからがきっと
始まりだと思う
おそらく怒られる事もある
慣れるまでは心身共に
大変だと思う
しかしながら
夢は消えないはずだ
まだ見ぬ未来は
自分の力でこじ開けていく
愛すべき全ての者へ
10代の俺よ
ありがとう!!
今凄く幸せです
29歳の俺は
きっと今以上に
幸せでありたい
そんでそれを
みんなに届けられる
言葉じゃないありがとうを
伝えられる男になる
今日も月明かりが
綺麗でした
昼間は青空が広がって
がむしゃらにボールを
追いかけた日々を
静かに思い出してた
あれが原点かな
これからも果てない夢を
空の向こうに追いかけていく
幸せな日々をありがとう!!

