4月9日よりモルヒネ投与開始。
ひとまず肺炎もおさまり安定し、意識もはっきりし始めた。
・・・・が、やはりそこは反比例。
痛みを感じるようになり呻く。
連日母が泊まり込みで看ていたが、安定してきたので日曜には帰宅。
しかし痛みで父がベット上でもがき危険なので
拘束します。との事。
それはあまりにもかわいそうなので、
また泊まり込みに。
それを聞いた主治医が「モルヒネを」という判断だったらしい。
9日の12:00から開始し、私が病院にいった19:00はまだ痛みの間隔が
1時間もあかない状態だったけれど
昨夜はだいぶ楽になったようで機嫌もよかった。
父の兄弟姉妹や会社の方々、いろんな方と話ができたこともあり
なにより念願のビールを口にしかたらだ。
とはいってもなめる程度。
痛み苦しみながらも「ビール買ってこい、誰もいかないなら自分で行く」
と、ベットから起き上がろうとし、できない事への失望感から、声を荒げるくらいだったから。
口に含ませた時の満足げな表情は一生忘れられないだろう、と母は言う。
あとどれくらいの命か。
したい事はできるだけかなえてあげたいと思う。