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20191101
僕が好きなお話。
互いを想い過ぎたこの物語。
本当に好きだから、
欠けてしまった俺の人生で、
お前の一生を縛りたくない。
最初はお前から言ってくれた言葉だけど、
今では俺の我儘になっていっちゃったね。
もう十分だよ。
俺の99回目の決心。
“新しく繰り返される朝”
幸せに聞こえる呪いみたいな言葉だね。
明日から俺は、
毎朝起きてお前を待って、
夜の面会時間が過ぎたチャイムの音を聞いて、
涙を流すんだ。
朝には期待をしている自分がいて、
夜には絶望している自分がいる。
明日になれば、
明日になれば、
って毎晩想って眠るんだよ。
でも、
毎朝机の上に置いたお前からの手紙を読むと、
忘れていた記憶が錯覚するように、
月日が経っていくんだね。
お前の『初めて告白』はラブレターだったね。
それだけで俺は生きられるし、
お前を一生好きでいられるんだよ。
幸せの手紙をありがとう。
きっと100回目の告白は、
俺にとっては1回目と同じで、
99日間のお前が羨ましいよ。
毎日お前にあえて、
毎日好きだよって伝えてもらって、
気持ちが通じあった日が。
もう二度と姿を見れないお前の中に、
少しでも俺がいて欲しいと願うけど、
お前を縛り付けるこの厄介な呪いは
早く消してしまおう。
俺には最後に一つだけ、
お前にかけられる魔法があるよ。
それは簡単な魔法。
この手を離すだけでいい。
最後の日だね。
昨日言ったことはちゃんとメモ用紙に書いて
机の上に置いておいたよ。
大丈夫、忘れてない。
嘘。
大丈夫、これで100回目の決心。
今までお前と過ごしてきた日々を今日ここで、
自分の手で終わらせるんだ。
お前には会えなくなるけど、
この関係は終わるけど、
お前のことがこの先もずっと好きなことには
変わらないよ。
泣くなよ。
俺も悲しいけど、
明日になれば俺はお前をまた待ち続けられる。
お前の『最後の告白』を読んでまた泣くだろう。
最後であって
最後じゃない今日だけど、
俺はお前に笑っていて欲しいよ。
これを、100回目の我儘にさせてね。
大好き。
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