昨日の雨が朝方まで続き、朝一旦止んだかと思ったら、会場に向かっている時は豪雨で中止の可能性有でしたが、何とか小雨程度で大会は予定通り始まりました。次第に天気も回復、午後は夏の日差しで良い大会となりました。
午前の部
Mix合算100歳以上
優勝 髙城・鈴木ペア
2位 大澤・薄葉ペア
2位トーナメント優勝 谷口・高橋ペア
3位リーグ優勝 登美・白石ペア
クレープロール
午後の部
女子ダブルス初心者
優勝 杉山・瀧ペア
2位 薄・庄司ペア
2位トーナメント優勝 菅家・河森ペア
3位トーナメント優勝 小出・田中ペア
あっアンツーカーコートもありましたね。
12年前にローランギャロスに行った時に『何て綺麗なコートだ』と思った。
若い頃、大阪靭公園での関西選手権でアンツーカーコートを何度も経験した事がある。コートが柔らかいのでボコボコ、ラインのところが盛り上がり(周りが削り取られ)イレギュラーの嵐。シューズとソックスは真っ赤っ赤。
それに比べてローランギャロスのアンツーカーは全く平ら!不思議。
あの時から十数年たった今ではそのカラクリを知っている方は多いだろう。
アンツーカーとレッドクレーは全くの別物。ローランギャロスはレッドクレーだ。
アンツーカーはレンガを崩したものを約25センチほどの層にしている。
対しレッドクレーは地盤は石灰でできている。なのでコートの色は真っ白だ。
その上に化粧砂(アンツーカー)を撒いて色が赤茶に染まっていく。
アンツーカーコートはフランスに渡ってから進化したということだ。
他のヨーロッパの国々ではアンツーカーは残っているようです。
レッドクレーは石灰に水を撒いて転圧。水を撒いて転圧。石灰はだんだんと固まってコンクリートのように固くなります。そこにアンツーカーの化粧砂。
レッドクレーはハードコートの如く弾むコートだ。
昔、日本の選手が全仏の練習のため、アンツーカーでさんざん練習して現地に向かったという話もあります。
日本ではレッドクレーは王子の国立スポーツ科学センター、仙川の第一生命相娯園の2箇所ぐらいしか無い。4000万と高額なコートには中々手が出ない。
相娯園では作りたては中々石灰が固まらず柔らかいコートだったみたいです。
少なくなってきたクレーコートも掘り起こしたては、柔らかくて何度も転圧して良いコートができます。何でも時間をかけて手間ひまをかけて作り上げていく事は大切ですね。愛着が湧く