今日の世田谷は冬晴。昨日は小金井公園テニスコート、雪の残る状況での大会でしたが、ここ世田谷は一昨日の木曜日大会も雪の影響はありませんでした。
やはり都心と郊外では気温がかなり違って雪の振る量も、溶け方も全く違っていました。
前回は角度と言っても順クロス(正クロス)の話で、簡単に言うとラケットを引かないで前で処理をするという事でした。
では、逆クロスはというとこれは一言ではまとめられない。
1.ターンを大きく取り引きつけて
2.低めはヘッドを下げて
3.高めはリストワークを使って
1..ターンを大きく取り引きつけて
これに関しては、順クロスと反対に大きくターンをすることでヘッドを遅らせて、面を外側に向ける。形としてはグリップが前でヘッドが後ろといったもので、体に近い時は大きく回り込むイメージだ。
順クロスが手先で出来るのに対し、ターン(場合によっては回り込む)といったフットワークが要求される。
2.3についてはテクニック的なものが必要になる
2.低めはヘッドを下げて
グリップにもよるが、フォアもバックもコンチネンタルで持っていれば面は外側を向きます。それを横にスライドさせながらボールにサイドスピンをかければ逆ショートクロスにコントロールできる。良く足元正面に来た体に近いボールはターンとサイドスピンを組み合わせて打っていますよね。
3.高めはリストワークを使って
コンチネンタルで高めを小指から運ぶことで順クロスでしたが、それを逆クロスにコントロールするためには腕の捻り、リストワークが必要になる。回内、回外といった捻りだ。
グリップが厚い人はフォアハンドではリバースでコントロールする場合もある。
上記のように順クロスと違い、手先だけではなくフットワーク、リストワークなどのテクニックが必要になる。そこにもう一つ大事な事があります。せっかく逆クロスの面を作ったのに手で取りに行ってしまう事で打点がイメージより前になってしまい、角度がつかなくなってしまう事があります。面をキープする為にも、引き付けることが重要になる。手ではなく足で取りに行く。