睡眠薬処方:再発に不安、減量できず
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100813k0000m040114000c.html
過去最大規模のレセプト調査で、4年間で睡眠薬の処方量が3割増え、長期服用者の約7割で薬が減量されていないなど、処方後の対応が立ち遅れている現状が明らかになった。調査を担当した国立精神・神経医療研究センターの三島和夫精神生理研究部長は「精神科診療所などは外来に追われており、時間のかかる減量が後手に回っている可能性がある」と指摘する。【堀智行】
三島部長らの研究班は、医療機関で向精神薬処方がどの程度減量されているかを詳細に分析するため、約30万人のレセプト調査に加え、秋田大付属病院のうつ病の患者約160人に対する約3年間の処方を調査。発症時と再発前後で抗うつ薬と睡眠薬の平均処方量の変化を比較した。
調査結果によると、うつ病が治っても、再発予防のためや、患者が不安を訴えたりすることを理由に抗うつ薬と睡眠薬を処方し続け、再発を繰り返すたびにさらに薬が増えるケースが多かった。
減量が進まない背景には、関連学会や厚生労働省研究班などで作成した診療ガイドラインの不備や多忙な精神科診療所の現状がある。診療ガイドラインは向精神薬の使用期間の目安や長期服用のリスク、減量方法までは記載していない。また多くの患者を抱える診療所などでは1人にかけられる時間は限られ「減量は手間がかかるうえ、減量した場合の診療報酬上の手当てもないため対応が遅れがち」(三島部長)という。
こうした状況に、三島部長は他科医や薬剤師との連携強化を訴える。高齢化が進み、内科などのかかりつけの医師が向精神薬を処方するケースが増えていることを踏まえ「治りにくい場合はかかりつけ医が患者に精神科医を紹介する仕組みの普及が必要」という。また「薬剤師が患者から薬に関する相談などがあれば、医師に情報提供するシステムを整備すべきだ」と指摘する。
三島部長は「診察室ですべて診るのは無理がある。孤立無援の医療では患者のデメリットも大きい。チーム医療や減薬に関するガイドラインの策定が急務だ」と話した。
毎日新聞 2010年8月13日
キチガイ病院の医師らに減薬に関する知識がないだけですよ。
自殺とうつの損失2・7兆円 厚労省が初の推計
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010090701000179.html
長妻昭厚生労働相は7日、首相官邸で開かれた自殺総合対策会議で、09年の1年間に自殺者が出たことで失われた所得や、うつ病をきっかけとした休業や失業で労災補償や生活保護の給付の必要が生じたことによる国の負担増を合わせた経済的損失が計約2・7兆円に上るとする推計を発表した。
厚労省がこうした推計を出すのは初めて。厚労省が1月に設置した自殺・うつ病等対策プロジェクトチームで長妻厚労相が指示し、推計は国立社会保障・人口問題研究所に委託した。
厚労省によると、09年に自殺で亡くなった3万2845人のうち、15~69歳の約2万6500人が70歳まで亡くならずに働いた場合、1兆9028億円の所得が得られると推計。うつ病による自殺や休業がなかった場合、労災補償給付が456億円減少するとした。
このほか(1)うつ病による休業がなくなった場合、賃金所得が1094億円増加(2)うつ病による失業がなくなった場合、求職者給付が187億円減少(3)うつ病による生活保護費受給や医療費がなくなった場合、生活保護費、医療費が計6017億円減少―など。
2010/09/07 09:48 【共同通信】
儲かってるのは、キチガイ病院だけ。
薬物依存に占める割合、向精神薬「10年で2倍」
http://mainichi.jp/select/wadai/kokoro/news/20100728ddm041040074000c.html
<毎日.jpより引用>
◇自殺リスク周知を
薬物依存症患者の中で医師の処方する向精神薬によって依存症になった人の割合が、ここ10年余りで2倍になっていることが、国立精神・神経医療研究センター(東京都小平市)の調べで分かった。依存症患者は自殺リスクが高いとされる。全国でも数少ない薬物依存症の専門治療施設、埼玉県立精神医療センター(同県伊奈町)で現状を取材した。【江刺正嘉】
中略
◇飲み続けると、効く時間短く
国立精神・神経医療研究センターは精神科病床がある全国の全医療施設を対象に、87年からほぼ隔年で9~10月の期間にアルコールを除く薬物依存症で入院か通院をした患者について、どの薬物が原因か調査を実施している。シンナーなどの有機溶剤は91年の40・7%をピークに減少。一方、向精神薬(睡眠薬と抗不安薬)は96年に5・6%と最低だったが、じわじわ上昇し08年は13・0%で有機溶剤とほぼ並んだ。最も多い覚せい剤は同年、全体の半分を占めた。
薬物依存症の専門家によると、向精神薬にはつらさや不安、不眠を軽減する効果があるが依存性のあるものもある。飲み続けると薬が効きにくくなることもあり、気分が安定する時間が短くなる。薬が切れた状態で現実に向き合うのが怖くなり、薬を手放せなくなる。そして次第に精神的に追いつめられ「死ぬしかない」「死んでもいい」と自殺願望が高まる場合があるという。
精神科医は麻薬の売人。行くだけ無駄です。
気づかないだけで、既に処方薬中毒の人はもっといると思うんですがねえ。