人は生まれながらに、陽と陰がある。というのはよくある話…


キュウは原作では決して人を恨むことがない人物でした。ですが現代において、そういう人ってホントに少ないと思います。だから今回、キュウが刃物を握ってしまったことは、ユリエの策略によって起こってしまっても不思議じゃないことではあります。人は何かしらの恨みを持って生きている。そして大抵の人はその恨みを理性でコントロールしています。冥王星はその奥底の恨みを引きずり出し表面化することで、犯罪をしかけようとするのです。許されるべきことじゃない、悪の組織です


リュウは、キュウに目覚めてしまった悪意の芽を、真正面から体でぶつかることで看破しました。キュウによって自分自身が助けられたことを通して、キュウに対する信頼がより大きなものになったからこそ、あのような行動が取れたのだと思います。キュウを諭すリュウの姿、凛々しかったです


探偵は、武器ではなく、頭で、そして心で悪と戦います。「仲間を信じること」、それを忘れずに、最後の事件に向かってほしいですね



そして、見事にケルベロスが脱獄してしまいました。ほぼ原作どおりに

・1週間にわたる暗示

・「ケルベロスが変装している」ことを逆手に取った心理トリック

により、脱獄を遂げたわけでございます。もう天晴れとしか言えません。次の事件でも暗躍することでしょう


で、いよいよクライマックスに入るわけですが…昨日も書いたとおり、棲(せい)龍館殺人事件です。予告編でもリュウが容疑者となっていましたね。リュウの眼は以前よりもさらに怖くなり、本当に「犯罪者」のよう…リュウにとっては悪条件極まりないこの状態で、Qクラスはリュウの無実を証明かつ真犯人にたどり着くことが出来るのか…!

最後というのもありますが、原作で実に17話も使っている話なので、確実に前後編の話です(殺人コレクターは9話)。続編・映画化との呼び声高いですが、まずは連続ドラマとして有終の美を飾ってほしいですね



個人的には、神木君が「ふざけんじゃねぇよ」とか絶対に素じゃ言わなさそうなことをちょっと躊躇りながら言っていたのが微笑ましかったです。ドラマの醍醐味でもありますけどね(笑