幻想科学映画館α SF映画大全 -3ページ目


ジョン・カーペンター監督作品。
知らない間に地球が宇宙人に占領されてしまっているというSF映画。短編ドラマなどによくある展開かもしれない。

誰が作ったか知らないが、特殊なサングラスをかけることによって、人間に紛れた宇宙人や、広告や商品に隠されたメッセージを見ることが可能となる。メッセージは、"消費せよ""服従せよ"など、サブリミナル効果を狙ったようなシンプルな内容。

面白いのは、主人公がサングラスをかけるように勧めても、勧められた人間は、断固拒否するところだ。『他人の眼鏡をかけても、自分で見たことにならない』このような台詞があったが、映画のもう1つの核は、ここにあると思う。

自分の頭で考え、自分で選択すること。自分で選択しなければ、知らない間に支配されるだけだ。ブラウン管からはいつも麻酔の針が出ている。テレビや大衆消費社会を風刺した良作。