和魂漢才鍼灸 中級コース 9月の学びです | 《和魂漢才鍼灸》

和魂漢才鍼灸 中級コース 9月の学びです

 

 

こんにちは。

和魂漢才鍼灸の岡井志帆です。

 

 

9月の中級コースは

鍼道秘訣集について学びました。


昨年のビギナーコースでも読みましたが

再度復習です。

毎年、一度は講義に取り入れていますが、

何度読んでも

「毎回学ぶことがある」と感じる

不思議な書籍です。

 

 

やはり、「心もち」について

書かれているからでしょうか?

 

鍼灸治療は、人と人の交流です。

 

慈悲の心を持つ、

正直である。

この心は、神や仏の心に通じますが、

己の「我(エゴ)」もあってこそ人。

 

でも、「我(エゴ)」は

半分ほどにしておいて、

無欲、無我の心になろうと思えば、

治療の効果はどんどん高まっていくことでしょう。

 

こう書かれています。

 

ただ自分を信じ

無心で治療にとりくむ。

そんな治療家を目指すように

取り組んでいきたいですね。

 

 

 

そんなことを学びながら、

今回の実技は

「打ち鍼」の練習をしました。

 

 

鍼道秘訣集にある手技の復習です。

 

1、 火曳きの鍼

2、 勝ちひきの鍼

3、 相引きの鍼

4、 負け曳きの鍼

5、 散ずる鍼

 

 

これらを的確に治療に使うには、

やはり腹診の技術が大事です。

 

お腹の邪は、

「実なのか?」

「虚なのか?」

「虚中の実なのか?」

 

「お腹のどこに邪があると判断して、

 それをどうしたいのか?」

脉と合わせて考えていく。

 

そして、治療後の

お腹と脉の変化を診る。

 

慣れていないと、

お腹の邪がうまく捉えられないと

感じるようですが、

中級になると「虚中の実」に意識を

持てるようになりました。

 

 

ビギナーの時に比べると、

レベルアップしたのを実感出来たようです。

 

打ち鍼は、手打ちになりがちですが、

上手に身体を使い、

音を意識してみましょう。

 

練習の繰り返しですよ。

 

 

「心持ち」を意識しながら

治療に取り組めるように、

日々精進していきましょう♪

 

あなたの成長を楽しみにしています。

 

 

和魂漢才鍼灸

岡井志帆