歯と歯の接触点を
コンタクト
と言います。
そして、接触している隣の歯を、
臨在歯(りんざいし)と言います。
前勉強した近心や遠心の内容で説明すれば、
右上3のD(遠心)と右上4のM(近心)は
接触している、ということになります。
このコンタクトが有るか、無いか、で
歯の治療の難易度は大きく変わってきます。
正常なコンタクトは50-70μmと言われます。
μ(マイクロ)と言えば、ミリの1000分の1です。
やはり、μの世界を操るのが歯科の領域ですね。
コンタクトがきつすぎると、
フロスも通らず、歯どおしに力が加わりすぎますし、
コンタクトが100μm以上など、緩すぎると
ものがつまりやすくなってきます。
ただし、あまりに幅が広ければ、
ものがつまっても洗い流されてしまいます。
コンタクトを測るものに
コンタクトゲージというものがあります。
緑は50μm
黄色は110μm
で、信号みたいです。
正常の範囲であれば、
緑が通って、黄色が通らないことになります。
ただ、歯並び等によっては、
うまくフロスが通らないこともあり、
必ずしもこれがベストということにはならないと思います。
隣接を含んだ治療は、
このコンタクトを確保する必要があるため、
CRにしても、他の治療にしても、
別の器具を準備したり、
必要なものも変わってきます。
ただし、コンタクトを含んだ治療は、
通常より高い点数がいただけることがあります。