目の前で人が倒れたら救急車を呼ぶだけでいい? | ブライト歯科新聞

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以前、大相撲の土俵上で挨拶中の市長が倒れ、女性が助けるために土俵に上がり心臓マッサージを始めたことが問題視されました。叫び

皆さんご存じの通り、土俵上は女人禁制でありますから行司土俵から降りるように繰り返しアナウンスを行ったのです。

 

 

この時、人命より伝統を優先するのか?と物議をかもしたのでありました。パー

 

私は、このニュースを見たときに論点のずれを感じました。ショック!

 

映像に映っていたのは、市長を取り囲む男性たちが何もしない姿・・・あせる

 

 

本当の問題点は、プロスポーツ(大相撲は神事でもありますが)の現場「気が動転して何も対応できなかった」という、リスク管理の甘さにあります。爆弾

 

目の前にいる人が倒れた時に、近くにいる人間がどの様な応急処置(一次救命処置:BLS)をしたかで患者さんの予後は大きく変わりますビックリマーク

 

 

BLSは、医療関係者だけではなく一般の方も行わなければならない処置だとされています。

 

それは、適切の処置を直ちに行うことで患者さんが生きられる確率が高まるアップことが、科学的に証明されているからです。

 

中でも最も重要なのは、心臓マッサージ(胸骨圧迫です。ひらめき電球

 

 

続いて、AEDで電気ショックが必要か判定するために、AEDを装着することであります。ドキドキ

 

 

AEDは、電気ショックが必要な波形かどうかを自動で判定し、音声で指示してくれます。

 

指示があれば、それに従ってボタンを押すだけです。AEDを使うのに複雑な医学知識や判断力は要求されないのです。チョキ

 

医療関係者は当然のことですが、一般の方も消防署などで定期的に行われている応急処置の講習を受けて頂き、目の前で人が倒れた時にはただの傍観者にならないで、積極的にご協力頂きたいと考えております。ニコニコ

 

 

以上、「目の前で人が倒れたら救急車を呼ぶだけでいい?」のお話でした。