デンタアプローチの開発経緯を開発者の半生を振り返りながら記録していきます!

 

 

私は人と話をするのが大好きで、

歯周病の症状が改善してからは笑いのネタにもなるし、

いろんな人に実験のことを話したり、

歯周病で困っているという話を聞くと、

手作りのエキスを配っていました。

 

そんな時いつものようにお義父さんの介護のこと、実験のこと、

そして歯医者さんに褒められたが実験できなくなったことなど

何の気なしに話していたら知り合いに

 

「そんなすごいもの人に渡して実験してもらったらあかんよ!ちゃんと自分でしないと!

私知り合いに大学教授おるから紹介してあげる!」

 

そういって神戸薬科大学の教授を紹介してくれたのです。

 

私は小さいころから勉強が大嫌いで大学教授なんて方とはお話したこともなく、

とても緊張していたのですが、本当にやさしい方で私のことも

ただのおばさんの趣味にもかかわらずしっかり話を聞いてくれて、

実験を請け負って下さることとなったのです。

 

家族にもいつも馬鹿にされ、誰に話しても笑い話のような扱いで

もちらん自己満足だったのでそれでよかったのですが、

初めてこの実験に対して敬意をもって聞いてくれ、実験までしてくれるという事が

とてもうれしく認めてもらえたような気持ちになりました。

 

しかし実験が始まり安全性の検査が終わってすぐに教授から連絡があり、

歯周病菌の危険レベルが高く大学内での実験が困難なことが判明しました。

 

また振り出しに戻ってしまったな。。。

 

そう思ったのですが、薬科大学の教授が専門家を紹介すると言って、

大阪歯科大学を紹介してくれたのです。