デンタアプローチの開発経緯を開発者の半生を振り返りながら記録していきます!
義父が亡くなってしまってからしばらく経った後、
義父の家にあった先祖代々の仏壇を主人の兄の家に移すこととなりました。
お義母さんが亡くなり、お義父さんが認知症となったあと仏壇の御世話はずっと私の役目でした。
仏壇がなくなった日はなんだか言いようのない寂しさがありました。
その日の帰り、いつも仏壇用の高野槇を買っていた花屋さんに呼び止められました。
竹内さん!今日のコウヤマキめちゃくちゃ立派やで!あんたのとこの仏壇にぴったりやろ!
”もう仏壇ないからコウヤマキもいらんねん”
そう返事をしようとしたとき、
ふと花屋さんの手にあるコウヤマキを見たら
まっすぐでとてもきれいだったのです。
コウヤマキは枝が曲がっている木なので、売っているものはどれも猫背のような
見栄えのものばかりだったのですが、その日のコウヤマキはあまりに綺麗で、
買わないのがなんだかとてももったいないような気になりました。
コウヤマキを買って自宅に戻ってみて
玄関に活けておくにも花もないしなーと思い、
「そうや今度の実験これでしよ」
そう思いコウヤマキのエキスの抽出を開始しました。