大学院生活を振り返って
これから院へ行く方も、現在、院生の方も
どちらでもない方も
読んでいただければ幸いです
今、思えば大学院1~2年はほぼ半分以上が雑用に振り回された毎日でした(笑)
夕方まで診療、合間に実験、合間に学生へ指導、そのまた合間に医局の雑用、先輩からの雑用
ほぼ毎日、朝5時まで歯科技工物の作製
現在、大学院生1、2年の方もこんな生活をしているのではないでしょうか
その後、大学院3年、4年は研究三昧でした
とりあえず、何でも試してみる まずは学会発表できるまでのデータをだす
学会発表が五回ぐらい終わったら、論文を書き出す1日1本は英語論文を読む&自分の論文を書く
うまく行かなかったら何回でもやり直す
何回も何百回も

こんな生活をしているうちに気付いたことを挙げたいと思います
1 議論するより、行動して実証すべし
大学院は知力、判断力、行動力の全てが必要となります
その中で私は行動力が一番大切だと思います
医局や研究室で論文を読んでずっーと議論している人がたまにいますが、そんな時間があるなら一つでも新しい実験を確立して実行すべきです
論文読みすぎて行動しない人は要注意です
私は生まれは薩摩で『議を言うな』とよく年長者から言われてきたせいか、議論があまり好きではありません
なので、とことん実行と実証に明け暮れました
その中で生まれたデータが英文の論文に掲載され、世界の患者さんに役にたってもらえればと思います
2 実験は失敗するもの
実証されていないことを実験で明らかにする
これだけ科学技術が進歩した世の中なので、誰かが一度は試したことがあって手技が難しくて断念した実験かもしれない
私は実験に失敗するたびに、そう考えて新たに実験を行っていたように思います
私の実験は半年が1サイクルだったので、失敗すると半年間が無駄だったと落ち込んだことがあります
しかし、前述のように、これから実験手技も自分が確立してやる と思い直して頑張った記憶があります
今、実験で失敗している大学院生頑張って
3 大学院生活は精神的にきつい
上に書いてあることを読めば、肉体的なつらさを思い浮かぶと思いますが かなり精神的にキツい場面が多いです
大学院生は雑用ばっかりなので『本当に卒業できるのだろうか』とか
『生活費用は大丈夫か』
に加え
指導者の方針に異議を唱えることは不可能な状態で
友人で院生がいたとしても、大学までの環境と違って各個人の研究テーマが違うから、友人に相談しても分かりあえない
他の人に相談しても、あまり大学院生のつらさを理解してもらえない
など精神的にツラーイことがあります
今、思い返すと大学院三年の後半までの辛抱だと思います
何故かと言えば四年になると、誰よりも専門家になっているから
三年までと違い、自分の成長を実感できると思います
自分でコツコツと研究してきて積み上げたものは教授や指導医よりも詳しい専門家になっていると思います
そして最後に、、、
自分を信じ、自分を諦めないこと
これから院へ行く方も、現在、院生の方も
どちらでもない方も
読んでいただければ幸いです

今、思えば大学院1~2年はほぼ半分以上が雑用に振り回された毎日でした(笑)
夕方まで診療、合間に実験、合間に学生へ指導、そのまた合間に医局の雑用、先輩からの雑用

ほぼ毎日、朝5時まで歯科技工物の作製

現在、大学院生1、2年の方もこんな生活をしているのではないでしょうか

その後、大学院3年、4年は研究三昧でした

とりあえず、何でも試してみる まずは学会発表できるまでのデータをだす

学会発表が五回ぐらい終わったら、論文を書き出す1日1本は英語論文を読む&自分の論文を書く

うまく行かなかったら何回でもやり直す

何回も何百回も


こんな生活をしているうちに気付いたことを挙げたいと思います

1 議論するより、行動して実証すべし
大学院は知力、判断力、行動力の全てが必要となります

その中で私は行動力が一番大切だと思います

医局や研究室で論文を読んでずっーと議論している人がたまにいますが、そんな時間があるなら一つでも新しい実験を確立して実行すべきです

論文読みすぎて行動しない人は要注意です

私は生まれは薩摩で『議を言うな』とよく年長者から言われてきたせいか、議論があまり好きではありません

なので、とことん実行と実証に明け暮れました
その中で生まれたデータが英文の論文に掲載され、世界の患者さんに役にたってもらえればと思います
2 実験は失敗するもの
実証されていないことを実験で明らかにする

これだけ科学技術が進歩した世の中なので、誰かが一度は試したことがあって手技が難しくて断念した実験かもしれない

私は実験に失敗するたびに、そう考えて新たに実験を行っていたように思います

私の実験は半年が1サイクルだったので、失敗すると半年間が無駄だったと落ち込んだことがあります

しかし、前述のように、これから実験手技も自分が確立してやる と思い直して頑張った記憶があります

今、実験で失敗している大学院生頑張って

3 大学院生活は精神的にきつい
上に書いてあることを読めば、肉体的なつらさを思い浮かぶと思いますが かなり精神的にキツい場面が多いです

大学院生は雑用ばっかりなので『本当に卒業できるのだろうか』とか
『生活費用は大丈夫か』
に加え
指導者の方針に異議を唱えることは不可能な状態で
友人で院生がいたとしても、大学までの環境と違って各個人の研究テーマが違うから、友人に相談しても分かりあえない

他の人に相談しても、あまり大学院生のつらさを理解してもらえない

など精神的にツラーイことがあります

今、思い返すと大学院三年の後半までの辛抱だと思います

何故かと言えば四年になると、誰よりも専門家になっているから

三年までと違い、自分の成長を実感できると思います

自分でコツコツと研究してきて積み上げたものは教授や指導医よりも詳しい専門家になっていると思います

そして最後に、、、
自分を信じ、自分を諦めないこと
