では試験の準備から歯科医師になるまでにどのくらいの期間がかかるのでしょう〜。

今回はOREを受験する場合、また私の経験に基づいての意見になります(LDSは申し込む方法が少し違います)

 

受験する準備について

まず試験の申し込みをする際に以下の点をクリアしているかチェックしてください。

全て揃っている場合は申し込み準備にかかる期間は3ヶ月程度です。

 

1. 卒業証明書(英語)

2. 行政処分関係英文証明書(取得に1ヶ月程度)

3. 歯科医師として1600時間以上診療していること、またそれを証明できる人がいること

4. 英語力証明 過去2年以内に受けたacademic IELTSがoverall 7.0以上かつ各スキル6.5以上

5. 有効なパスポート

 

これらがそれっていることを確認してからGDCのwebsiteに示されているアプリケーションの手順に従い、他の提出書類を揃え、提出することで試験申し込みにあたってのGDC登録が完了です。

提出書類の中には法的み認められた方にcertifiedしてもらう必要があるもの、職場のDeanや上司に直筆で書き込んでもらわないといけない書類などがあるので、アポイントメントをアレンジしたりと準備する際に注意が必要です。

また、準備する順序を指定されているものもあるので日付を確定する際は確認する必要があります。

ビザの申請などと同じように順番が正しくなかったり、少しでも証明が足りなかったり、ミスがあると受付拒否されます。

審査に1か月ほどかかるので差し戻された場合、一度提出した資料のほとんどは有効期限が切れるためもう一度最初からやり直しとなります。

私は知り合いからそのような噂を耳にしていたのでとても慎重に行い一度で完了できました。

 

ステップ1ですでに心が折れそうになりますが、将来イギリスで働くようになると、このような書類の山が要求される場面がたくさんあるので良い練習になると思います。

 

*この時点で歯科医師免許の提出は求められませんが試験合格後、最終的にレジストレーションする際に求められます。

 

受験のためのGDC登録が終了し、ようやく試験の申し込みができるようになりましたが、、、

 

先は甘くない。。。。

 

この先、何か月かかるか何年かかるは、そう LUCK です。。。

 

まずはORE Par1の試験申し込み。

試験の8週間前にオンラインでの申し込みが開始されます。

開けてびっくり、、申し込みが開始して10秒以内に全ての席が埋まる様です。

こればかりは本当に"運"です。

因みに、私は2回目の挑戦で運よく席が取れました。

私の場合、1次試験の申し込みにかかった期間は8ヶ月でしたが平均してこのくらいと言えます。

 

試験結果は4週間後に届きます。

 

合格の場合、二次試験を受ける資格が自動的に与えられます。

2次試験はvol1にも書いたようにある程度練習をする必要があります。

しかし、2次試験の申し込みで席が取れる確率は1次試験よりもはるかに低いので準備ができていない段階で申し込みに挑む人もいます。(私はその一人です。5月末に1次の結果が届き、7月中旬に2次の申し込みをしました。その間、ホリデーに3度行ったため準備時間はほぼゼロでした)

 

そういう時に限って席は取れるもので、受験資格を得てしまいました。

人によっては2年以上待っている人もいます。

2次試験の申し込みにかかる期間は平均して1年〜1年半というところです。

 

2次試験の結果も4週間後に届きます。

合格していれば晴れて試験の終了。

 

ステップはまだ終わらない。。。。

 

次は正式にGDCに歯科医師として登録する必要があります。

最初に提出した書類とほとんど同じような書類が求められます。

だいたい1~2ヶ月かかります。

その後GDCから歯科医師番号が発行されます。

これにかかる期間は場合によります。(私の場合、1ヶ月程度でした)

 

そしてようやく、歯科医師として働くことができます。

ただ、働けるのはプライベートの歯科医院のみです。

両方の試験にストレートで合格した場合を想定して平均38ヶ月程度かかることになります。

 

さて、心配なのは期間だけではないはず。。。

費用はどのくらいかかるのか。。。

続きはvol.3で。。。