前にも取り上げたような気もしないが・・
令和では無かった気もするのでお付き合い下さい笑い泣き


「ヤマボウシ」ってどんな樹?


現場近くの広場で少しずつ開花してきてる照れ
ハナミズキと似たお花ですが・・。

ヤマボウシは日本の在来種であるのに対して、ハナミズキはアメリカからの外来種です。

その昔、東京がサクラをアメリカへ贈った返礼としてハナミズキが贈られてきたという話は有名です。



ハナミズキとヤマボウシは、花が咲く時期が違います。

ヤマボウシは5月~6月に開花、花と葉が同時に

ハナミズキは一足早く4月~5月に開花します。

そして花が咲いた後に葉が出てきます。


●ヤマボウシ

日本原産、ミズキ科ミズキ属の植物で、春~夏にかけてハナミズキのような手裏剣状の白い花を咲かせるんだよ。

花びらが頭巾(ずきん)を被った法師のようだということで「ヤマボウシ」という名がついたそうです。

花びらのように見えるのは総苞片(そうほうへん)というガクが変化したもの。

本当の花びらは中心にある緑色の部分なんです。(便宜上花びらと呼ばれています。)



ハナミズキとヤマボウシは、花びらのフォルムにも違いがあります。

ヤマボウシの花びらは先端が尖っているのに対し、ハナミズキの花びらはへこんでいます。




✣お借りしました


9月になると、その緑色の部分が黄味がかった赤色となり、3㎝程度まで膨らみます。外皮は硬く、特徴的なイボイボがついており、完熟すると地面に落下します。



「ヤマボウシジャム」の作り方

乾燥させてドライフルーツする食べ方をはじめ、潰したものを炭酸水に入れて、少量のレモンを絞り入れる「ヤマボウシスカッシュ」といったアレンジ方法もあります♪


いちばんのおススメは「ジャム」です。
ヤマボウシの難点である種をキレイに取り除けば、保存がきくうえ簡単に作れるので、気になる人はぜひトライしてみてください! 

作りおきしておくと、パンにつけたり、ヨーグルトと混ぜたり、パンケーキのトッピングにしたり……と、さまさざまな用途を楽しめますウインク

「ヤマボウシジャム」の作り方です


【用意するもの】
●ヤマボウシの実……600g  

●グラニュー糖……200g  

●レモン汁……大さじ1

ヤマボウシの実を水で丁寧に洗いながら、皮のイボイボの部分を取り除く
鍋に洗ったヤマボウシの実と砂糖を入れ、混ぜながら軽く実を潰したら、熱する前にそのまま1時間ほど置く
鍋を弱~中火にかけ、木ベラで実を潰しながらゆっくりかき混ぜる
沸騰後2~3分したら火を止めて、ザルでこす
皮と種を取り除いた状態のものを再び鍋に移し、中火にかけ、焦げつかないよう木ベラでゆっくりかき混ぜる
とろみがついたらレモン汁を加え、ひと煮立ちさせたら火から下ろす
あらかじめ煮沸消毒し、乾かしておいた瓶にを注ぎ、蓋をして冷蔵庫へ
はいこれで完成です!


【3. 果実酒:】
実をきれいに洗い、水気を拭き取ります。レモンも同様に処理し、瓶に氷砂糖と実を入れ、ホワイトリカーを注ぎます




注意点

・街路樹や公共の場のヤマボウシの実には、粉塵や農薬が付着している可能性があるため、避けてください。


・ヤマボウシの実には、アントシアニンとβカロテン、シアニジンなどが含まれているため、

・疲れ目の改善効果
・疲労回復効果
・肥満防止効果
・花粉症の予防効果
・抗酸化効果
・美容効果
・活性酸素の抑制効果
・生活習慣予防効果
・皮膚と粘膜を正常に維持する効果
・免疫力の向上効果
・心臓や血管、目、脳の健康を維持する効果
・抗菌作用


などの効能があると言われています。


・アントシアニンはポリフェノールの1つである、色素成分です。

・βカロテンは摂取すると、体内でビタミンAに変換されて同様の働きを担います。

・シアニジンはアントシアニジンの1つで、これらの相乗効果によって健康増進に役立つといわれています。


✤実を乾燥させたドライフルーツにすると、成分が凝縮されてさらに効果が高まるそうです照れ



・ハナミズキとヤマボウシは見た目が似ていますが、ハナミズキの葉や果実は有毒なので、間違わないように注意が必要です




「ヤマボウシ」の実がなる頃には、夏の疲れが出やすい時期かなぁ?
食べるチャンスがある方は、ヤマボウシを食べて健やかにお過ごしくださいよ。
まだ早いけどねニコニコ飛び出すハート



私には食べるチャンス無いけど、変わりゆく花達を見る楽しみでいいんだぁー♡



では、またね♪