

花の名前はキリ(桐、学名: Paulownia tomentosa)です
キリはキリ科キリ属の落葉広葉樹で、別名キリノキとも呼ばれます。
初夏に特徴的な淡紫色の花を咲かせる花木として知られています

・キリはゴマノハグサ科キリ属の落葉広葉樹で、北海道南部から本州にかけて分布しています
・5月頃に淡い紫色の花を咲かせます。
・花は枝先に大きな円錐花序を直立させ、長さ5~6cmの筒状鐘形で、先端は5つに裂けています。
・成長すると高さ15メートルほどに達することもあります。
・葉は広卵形で、葉縁が3~5浅裂しますが、成長とともに全縁となります。
【花言葉】
・キリの花言葉は「高尚」です。
・中国神話に登場する伝説の鳥「鳳凰」はキリの木にのみとまるとされ、神聖なイメージが花言葉の由来となっています。
日本で一番軽い木であり、女の子が生まれると桐を植え、結婚する際にその桐で箪笥を作り嫁入り道具にするという風習もあったそうです。
私の母親は、桐のタンスを花嫁道具として持たされた話は聞かされていました
また、桐の木は神聖な木とされ、美しい花と葉が意匠化され家紋(桐花紋)に用いられています。
その他にもゲタ、箱などと軽く丈夫な材質を用いた木工品の材料としても用いられています。

路傍に咲くキク科の「ハルジオン」と「ヒメジョオン」の話を♡
共に北アメリカからの外来種で、大変良く似ていますが、相違があります
ハルジオンの方は、花びらが細くて数が多く、やや下向きで、蕾が比較的垂れ下がり、ピンク色の花が多い。
ヒメジョオンは、花びらが太く数が少なく、やや上向きで、垂れ下がらずやや上を向いています。
✣一番判別しやすいのが、ハルジオンの葉が茎を抱く様に付くのに対して、ヒメジョオンの葉がまっすぐ、ちょこんと付くことです
ハルジオンは、貧乏草(手入れをされた庭には生えず、手入れの行き届かない貧乏な家の周囲に生える等から)とも呼ばれています。
「折ったり、摘んだりすると貧乏になる」とか?
「ちょっと切って見よう。」
なんて気が引けるね。
でも、これからの季節、両者を区別する楽しみも出て来たのでは?


・原産地: 地中海沿岸
・開花時期: 春から夏(一年草種は冬から夏)
・花の色: 紫、ピンク、白、黄色など
・特徴: 金魚のような形をした小さな花を穂状に咲かせます。パステルカラーの色合いが豊富で、花壇や寄せ植えによく利用されます。
・ピンク色のリナリアの花言葉:「喜び」
・白色のリナリアの花言葉:「清楚」
・黄色のリナリアの花言葉:「賑やか」
リナリアは比較的育てやすい花ですが、日当たりと水はけの良い場所が良いのね。

リナリアの毒性について
リナリアは、ゴマノハグサ科に属する植物で、一部の品種には毒性がある可能性があります。
特にリナリアマロッカナ(ヒメキンギョソウ)は、ピロリジジンアルカロイドを含んでおり、人間やペットにとって中程度の毒性を持つとされています。
摂取すると、消化器系の不調や肝臓の損傷などが起こり、ペットでは病気や不快感が見られることがあります。
植物全体に毒性があるため、ペットが誤って摂取した場合はすぐに獣医に相談することが重要です。