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モクレンとコブシの違い
コブシの花色は白のみであるのに対して、モクレンの花は白以外に赤紫色をしていることがあるんだよ。
ここでいう比較対象の両者は、正確にはコブシと白モクレンでしょう。


コブシとモクレンの違いで、最もわかりやすいのは「葉がついているか?」だと思います
花びらの形もわかりやすいし上向きか?でもと思います。
写真で見比べるのと道で見つけては判断するのは、区別のつきやすさも異なるかもね?!
そのため、「花のつけ根に葉がついていればモクレン、ついていなければコブシ」と覚えておくといいかもね。
コブシ
コブシは、モクレン科モクレン属に属し、日本や朝鮮半島が原産の落葉樹です。
春に先駆けて花を咲かせ、遠くから見るとサクラのように見えることから、古くから開花すると田植えや種まきなどを始める農作業の合図とされてきました。
東北の一部では、「田打ち桜」「種蒔き桜」などと呼ばれていたそうです。
モクレンによく似ていますが、コブシの方が花が細く少しほっそりとしていて、花びらを広げるように開花します。
コブシの名前の由来と意味は?
コブシの名前の由来は、花が咲く前の膨らんだつぼみが子どもの握りこぶしのように見えることから来ています。
また、花後につく果実の形状が握りこぶしに似ていることからも、この名前がつけられました。
コブシは何月何日の誕生花?
誕生花は3月8日、3月24日です。
コブシの花言葉
「歓迎」「友情」「愛らしさ」です。
春の卒業や入学の時期に咲くことから「歓迎」、そして新たな出会いと友情を象徴する花として「友情」の意味が込められています。
「愛らしさ」という花言葉は、コブシのつぼみが幼子の握りこぶしに見えることに由来しています。
開花すると、今後は小さな子どもが手のひらを広げたような花姿を見ることができます。
モクレン
木蓮(マグノリア)というと紫色の「シモクレン(紫モクレン)」をさすことが多いんだって。
日本での歴史は古く、平安時代に書かれた書籍には記録が残されています。
また、海外でも人気が高く、欧米では街路樹や庭木に利用されていますよ。
近年は白色の「ハクモクレン(白モクレン)」がより広く栽培されていますよね
3~5月が見頃の季節で、開花した花は3~4日ほど楽しめます。
つぼみが必ず北を向いていることから、「コンパスフラワー」とも呼ばれています。
その様子を確かめてみるのも楽しみの1つかもしれませんね
「モクレン」と「ハクモクレン」 の違い
花色違いがあります。
ハクモクレンは幹が単一で太く、高さが20mにもなり、花びらは9枚で開花後に葉が出ます。
シモクレンは根元から複数の幹が立ち上がり、4~5mほどの中高木。
花びらは6枚で、開花中に葉が出て花が終わるころには葉に隠れてしまいます。
他にも赤やピンクに色づく木蓮もありますよ♪
木蓮(マグノリア)の花言葉は?
「自然への愛」という花言葉は、春に花と葉を一気に芽吹かせる姿に由来しています。
また、木蓮の木は恐竜が生きていた1億年前頃には存在していたとされ、その頃から変わらずに美しい花を咲かせていることから「持続性」という花言葉が付けられました。
● 西洋の花言葉
Love of nature:「自然への愛」
perseverance:「忍耐」
nobility:「崇高」
dignity:「威厳」
木蓮(マグノリア)の種類は?
木蓮の仲間はアジアを中心に、北半球に約90種分布しているとされています。
樹高や花の形、色は種類によってさまざまです。
今回は、ポピュラーなものをいくつかご紹介します。
モクレン(紫モクレン)よりも樹高が高く、10~15mに生長する種類です。
開花時期もモクレンより早く、3月頃に白い花を咲かせます。
花は必ず上向きに咲き、暗くなると閉じる習性があります。
春の訪れを待ち望むように咲く姿から、原産国の中国では「望春花」という別名を持っています。
【更紗木蓮(サラサモクレン)】
モクレンとシロモクレンが交配して生まれた種類です。
2つの木の特徴がバランスよく合わさっており、樹高6~10mで、淡いピンクの花を4月頃に咲かせます。
【コブシ】
日本に自生する木蓮の仲間で、別名「田打ち桜」とも呼ばれます。
3~5月に、4~5cmほどの白い花を咲かせます。
かつては、樹皮を煎じてお茶の代わりや風邪薬にしていました。
【泰山木(タイサンボク)】

北アメリカ原産の種類で、明治時代に日本へ渡来しました。
樹高は20~30mと高く、直径20cmほどの花を6~7月に咲かせます。
アメリカ南部を象徴する花木で、世界各地の公園樹や街路樹になりました。
【オオヤマレンゲ】
日本の本州から中国南部に自生する種類です。樹高は2~4mと低く、5~6月に白い花を咲かせます。
少しうつむいたように咲く花姿が特徴です。
【ガールマグノリア】
木蓮とコブシを交配させて作られた、アメリカ原産の種類です。
樹高2~3mで、狭い場所でも栽培できることから、庭木として人気があります。