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今日から二十四節気(にじゅうしせっき)の「立冬」に入ります。

暦の上では、この日から冬になるね。



秋分と冬至のちょうど中間にある立冬。
その立冬とは、どんな時季なのかなぁ?

立冬~季節の言葉「木枯らし/凩」

「木枯らし」も「凩」も「こがらし」と読みます。
「凩」は日本で作られた漢字、つまり国字ですびっくり



木枯らし(以降は「木枯らし」と表記)は木を枯らす風という意味で、秋の終わりから冬の初めにかけて吹く、強く冷たい風ですショボーン


今年は東京地方、近畿地方ともにまだ発表されてない?

例年は立冬のころに観測され、「冬の使者の訪れ」と考えることもできます。

冬の到来を告げる木枯らしは、同時に今年一年が残り少ないことも教えてくれます。。。

残りの日々を気を引き締めて過ごそう。

そんなことを意識させてくれる風でもあるみたいです。



立冬って、どんな時季?

◆霜柱(しもばしら)が伸びる時季

霜柱は地表にできる細い氷の柱です。
地中の水分が地表で凍って、地面から土を押し上げるように、上のほうに伸びてきます。

最近、霜柱を見ていないな、踏んでいないな、という人も多いのでは? それは、舗装された道路が多くなったことも関係していそうです。

「サクッ、サクッ」という、霜柱を踏む音をどこか懐かしく思うわね照れ



◆榎茸(えのきたけ)は冬の季語

多くのキノコは秋の季語になっていますが、「榎茸」は冬の季語です。

野生の榎茸は、晩秋から初冬に生え始めるからです。


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市場に出回っている榎茸は、もやしのような白っぽい色ですが、本来の姿はまるで異なり、茶色く、傘は5cmほどの大きさになるといいます。


◆卵がいっぱいの柳葉魚(ししゃも)

柳葉魚は回遊魚で、11月ごろ、群れをなして川をさかのぼり、産卵します。
このころの卵がいっぱい詰まったメスが「子持ち柳葉魚」です。

アイヌ民族の間には、散りゆく柳の葉を神が憐(あわ)れんで魚にしたという伝説があります。その魚が柳葉魚です。

柳葉魚という名も、アイヌ語の「ススハム」、または「シュシュハム」が由来であるといわれます。

柳葉魚は漁獲量が少なく、非常に高価です。
そのため、柳葉魚の近縁の「カラフトシシャモ(カペリン)」が代用品として輸入されています。
現在、柳葉魚として流通している魚は、ほとんどカラフトシシャモですニコニコ



◆冬なのに「小春(こはる)」!?

春を思わせるような、冬の初めの暖かい気候を「小春」といいます。

春を思わせる初冬の風は「小春風(こはるかぜ)」、
穏やかでうららかに晴れた初冬の空は「小春空(こはるぞら)」、
春のように暖かく晴れた、初冬の天気は「小春日和(こはるびより)」。

どの言葉にも、優しいぬくもりが感じられますね♡


木枯らしが吹きつける日がある一方で、柔らかな小春風が頬をなでる日もある立冬おねがい


今年は記録的な高温傾向が続いていましたが、そろそろ寒くなってくる見込みです。


小春日和にゆっくり散策してみてもいいね♪
さわやかな気持ちになり、心身の疲れが和らぐかもしれませんね口笛




寒さにもまだなれませんが、風邪引かないようにね。


年末調整の用紙提出する準備しますww
では、またね♪