今日は、大寒(だいかん)
【2024年1月20日】二十四節気

それ春菊について口笛

大寒におこなう「寒仕込み」

大豆・米などを原料とした発酵食品を、この一番寒い時期に仕込むと良いといわれています。これを、「寒仕込み」といいます。

寒仕込みをすると良い食品には、大豆を原料とする味噌や醤油、米を原料とする日本酒などが挙げられます。

なぜ冬の時期に仕込む必要があるのかなぁ?

それは、発酵食品の仕込みや熟成中に、雑菌が繁殖するのを防ぐためです。
発酵食品の発酵には、酵母菌や納豆菌などの、微生物を繁殖させる必要があります。
繁殖には、長期間の熟成が不可欠ですよ。
暑い時期だと余計な雑菌の繁殖も盛んになるものなんだってー。
このような理由から、仕込みには大寒が最適と言われるようになりました。


●豊富な栄養素を含む、春菊

この時期の旬の野菜、春菊の栄養についてご紹介しますね指差し

独特な香りが特徴的な、春菊。
名前の通り、菊科の野菜です。
実は、豊富な栄養素が含まれていることを、ご存知ですか?


春菊の主な栄養素と働き

・葉酸を豊富に含むため、妊娠初期の女性にお勧め
・鉄分が豊富
・香り成分が自律神経に働く

特に葉酸は、妊娠初期の女性は、意識して摂取したい栄養素の一つです。

食品からの摂取がなかなか難しいので、サプリメントなどに頼っている方も、多いのでは?

春菊に含まれる葉酸は、
100gあたり、190μgの葉酸です。

キャベツの約2.5倍ほどに相当しますびっくり

一方、鉄分の含有量はどのくらいなのかなぁ?
春菊に含まれる鉄は、100gあたり、1.7mg
キャベツやナスの同グラムでは、鉄分は0.3mg。

比較すると、非常に豊富に含まれていることが分かるね爆笑

✤鉄分は、貧血予防に役立つため、積極的に摂取したい栄養素の一つです。
そして、春菊の香り成分は、自律神経に作用する働きがあります。
食欲の増進や、せきを鎮める効果があるので、風邪予防に最適ね♪


寒さが厳しく、体調も崩しやすくなる時期。
おいしく旬の野菜を食べて、健康な体を作ろうね!!


<おすすめの保存方法>

春菊は、葉物野菜なので、比較的傷みやすい野菜です。

用途が多い旬の野菜を、腐らせてしまってはもったいないもの。
正しい保存をしてしっかり使い切りましょう。

おすすめの保存方法は、以下の通りです。
・葉を上にし、たてて保管する
・冷蔵庫で保管
・ペーパーや新聞紙で葉を包む
・根の部分(切り口)に、湿ったティッシュなどをあてておく

<そのほかの旬の野菜>

大寒の季節に旬を迎えるそのほかの野菜は、以下の通りです♪


 

この時期に美味な果物はりんご!


2月に入ると、柑橘類のほか、いちごやりんごなどの果物も店頭に並び始めます。

この時期、特においしいのはりんごです。
りんごは、皮に豊富なポリフェノールを含みますね♡
苦手でなければ、皮をむかずに食べてみましょう。
抗酸化作用があり、コレステロール値を下げる効果もあります。

りんごには、非常に多くの種類が出回っていますが、この時期が旬なのは、有名なものだと「王林」や「ふじ」があるね照れ

旬の時期の食べものは、特に栄養を豊富に含んでいるものです。
食べ比べてみるのも、面白いかもしれ無いね。


一年で一番寒い時期、大寒!!

大寒はいつからいつまで? びっくり
2024年の大寒は1月20日(土)から始まり、2月3日(土)の節分までの15日間
「大寒期」とされてるからねーww


季節の変わり目に近づく頃なので、免疫力を高めておきたいねウインク

旬の野菜や果物を食べて、風邪予防に役立てましょうね。


ではまたね♪