今日は、彼岸入りですが真夏日と言うくらいの暑さガーン

でも彼岸花をよく見かけますよね。

彼岸花は、開花時期が9~10月で、ちょうど秋のお彼岸の時期に咲くためこの名がついていますおねがい

赤い色の彼岸花が一般的ですが、黄色や白い彼岸花もあるんですよ♪

毒があることや血のような赤い色から、日本では不吉な花とされて嫌われてきましたが、最近では花の美しさが注目されて、各地に名所ができています。

原産地は中国で、飢饉のときに非常食にする植物として、日本に入ってきたとされています。


彼岸花は、色によって花言葉が少し違いますので紹介しますね♡

赤い彼岸花の花言葉

花言葉あなたに一途 
悲しき思い出 情熱

「あなたに一途」「情熱」は、葉を一枚もつけない茎の先に、情熱的な色の花を咲かせることに由来しています。
「悲しき思い出」は、墓地に多く咲くことに由来しています。


白い彼岸花の花言葉

花言葉想うはあなた 
また合う日を楽しみに

なんだか、片思いの楽しい時期のような言葉ですが、あの世へ行ってしまった大切な人へ送る言葉にも感じてしまう・・・。
白い色や、墓地に多く咲くことが、「死」を連想させるからかもしれませんショボーン

白とピンク混ざりなんだけど、白い彼岸花かなぁ? ⇩


黄色い彼岸花の花言葉

花言葉悲しい思い出 追想 
深い思いやり

「悲しき思い出」は、赤い彼岸花と同じで、墓地に多く咲くことに由来しています。
「追想」とは、意味がよくわからなかったので調べてみたら、「過去を思い出してしのぶこと。」やっぱり故人への思いなのかなぁ?

なんだか切ないストーリーばかり想像してしまいますが、お彼岸の時期に咲くので、お墓やお仏壇にお供えする花としてはぴったりですねニコニコ


彼岸花には毒があるってホント?!

彼岸花には、アルカロイドという毒が球根に特に多く含まれています。

触るだけでは問題ありませんが、食べると、下痢や嘔吐、呼吸困難といった症状が出て、ひどい場合は死に至る場合もあるようですガーン


彼岸花が田んぼの周りに多く生えているのは、昔の人が、田んぼのあぜ道を荒らされないように、モグラやネズミ除けとして毒をもつ彼岸花を植えたからと言われています。


墓地にも多く生えていますが、こちらも同様、土葬をしていた頃に、遺体をモグラやネズミなどに傷つけられないように植えたと言われています。



なぜ毒があるのに非常食?!

彼岸花はもともと、飢饉のときの非常食にする植物として中国から入ってきたとされています。


毒なのに非常食?と思われるでしょうが、彼岸花の毒は、数日流水にさらすと消えます。


ただ、数日流水で毒を抜き、煮込んで乾燥させてと手間もかかるので、日常で食べるものではなく、最後の最後に困ったときの非常食として食べられていたのですねガーン



この彼岸花のことを、あなたやあなたの家族は、何という名前で呼んでいたかなぁ?


別名がたくさんある爆笑


実は、彼岸花には、数え切れないほど多くの別名があります。

(一説によれば1000以上あるとか…)


彼岸花の性質からつけられた別名が多く不気味な名前も多いですが、面白いので少しだけピックアップしてみましたニコニコ爆笑


由来別名
お彼岸の時期に咲くことからヒーガンバナ、ヒガンユリ、ヒガングサ…
花の色からアカバナ、マンジュシャゲ(仏教の用語で❝美しい赤花❞)、マンジュグサ…
花の形からオミコシバナ、カミナリバナ、ハナビバナ…
花が咲くときに葉がないことからハッカケクサ、ハッカケババー、ハミズハナミズ…
お供え花として使われたことからホトケグサ、ホトケバナ、オボンバナ…
お墓の周りに咲くことからソーシキバナ、オバケバナ、ユーレイバナ…
しびれ、かぶれることからシビレ、カブレノハナ、ジゴクバナ…
毒があることからドクッパナ、ドクバナ、ドクユリ…
薬として使われたことからクスリグサ、ヘソクリ、ワスレクサ…
花が一斉に咲くことからドイットキバナ、ソロイバナ、マッサキ…
茎を折って遊ぶ遊び方からオリバナ、カザリバナ、ジュズバナ…
粉から餅や団子をつくることからシロイモチ、チカラコ、ミズコ…

ここに紹介したのはほんの一部で、方言や訛りなども含めて沢山あります。

あなたが呼んでいた別名はありましたか?


なかったとしても、どこかしらの由来に含まれるような名前ではないでしょうか?


これらの彼岸花の別名一覧を見ているだけで、なんとなくどんな花なのかわかってくるのが面白いですね♪


おまけにてへぺろ
「はっかけばばあ」は、「彼岸花には毒があって、食べると歯が欠けるからだよ」と聞いていましたが、これを見ると、「歯」ではなく「葉」が欠けているということからなんですって!



話のネタに使って下さいね。


ではまたね♡