




マイナカードの写真について


なぜか?
「上司が急かしてくるからですよ。どんどん交付しろと。
他の役所と交付数を競い合っていて、上司が“隣では何枚を達成したぞ”と現場にプレッシャーをかけたり、市会議員が“うちはいま何枚だ!”と尋ねてきたりするところも。
以前はダメな写真ならはねていましたけど、そういう事情もあって、カードの再申請などはお願いしない」
交付作業自体にも難あり
「1人3分以内を想定し、それ以上にはならないようにとの指示を受けている。ある役所では多い時には150人も交付した日があります。
それくらいのペースでさばかないと進まないですからね。
写真について尋ねたりしていたら、あっという間に時間が過ぎてしまいますよ」
カップラーメンを作るほどの時間で大事な「身分証明書」が交付されます。
それが今後、本人証明の唯一の手段となったら……実に恐ろしいね
「部屋の背景が写っていたり、免許証を撮影した写真だったり……」

「確かに“上”は急かしてきますよ。
総務省がどの自治体が何枚かということを公表していますが、それに加えて総務大臣から各自治体にマイナカードの普及を促す書簡が送られてくるようになったんです。続けて明かすには、
「現場にいて困るのは、窓口で“一体、何のメリットがあるのか”と聞かれた時。
コンビニで書類が交付できますよ、くらいしか答えられない。
メリットがあるから、ではなく、デメリットがあるぞと脅して交付を迫る現状に疑問を感じながら仕事をしています……」
医師の皆さんが怒っているのは、このまま突き進めば医療崩壊を招きかねないこと。保険証の無資格者が続出し、国民皆保険は、その存立を揺るがしかねない事態に陥るのでは・・
どういうことか?
「われわれとしては、直ちにマイナ保険証を停止し、解決策を考えてほしい」
「全国の医療機関で行ったアンケートによると、回答があった1万件のうち、現時点でトラブルが起こったと答えた割合は3分の2にも及んだそうです。
その中の3分の2は保険証が無効とされる事案で、3640件もありました。
そもそも今、マイナ保険証を提示される方は全体の6%、16分の1に過ぎません。全国に医療機関は18万カ所ありますので」
マイナ保険証に一本化されれば、単純計算で3640×16×18。
100万件を超えるトラブルが予想されるといいます。
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/07050556/?all=1

